副業内容のくわしい説明をうけ、「リスクの方が大きい」とこわくなってしまった、律。退会を決意し、水口に相談をするも、話はうけながされるばかり。後悔が律を追い詰めていき…。
副業スクール、退会を決意
「副業スクール」の説明をうけ、不信感を持ち始めた私は、「退会」を決意しました。
契約して翌日…「クーリングオフ制度」は有効でしょう。すぐに水口さんに相談の連絡をしました。すると、水口さんから、「一度、電話でお話うかがいますね」と返事がきました。
「どうしたんですか〜、ちょっと不安になっちゃいました?」
しばらくして、水口さんから、明るいテンポで電話がきました。
「そう…ですね。ちょっと個人的には、業務内容が苦手としている分野だったのと…事前にうかがっていなかった点が多かったので…」
「そんなことないですよ。ホント、はじめてみたらむずかしいことなんてないですから!」
「…説明をうけながら、広告記事を作ったじゃないですか。あたり前のことかもしれないですけど、条件とかセンスとかがかなり必要でしたよね?文面を考えたり、キャッチフレーズを考えたり…。それが、正直私は苦手なんです。水口さんにも、かなり指摘をうけたじゃないですか…」
埒があかない会話
「はじめから完璧にできる人なんていませんし、そのためのスクールですから!」
「でも、期限決まってるんですよね?教える期間っていうのが」
「律さんは、90日プランですね」
「高額な割に短く感じて…。3か月で一人前になれるものでしょうか」
「そしたら120日プランもありますよ?」
「それは80万するじゃないですか。そういう問題ではなく」
かみ合わない会話を、数十分つづけていました。
「退会」に話を向けてくれない、水口さん。「そのために教える」「プランを変更すればいい」など、ずっと同じことをくり返し提案するのです。まるで、応答マニュアルをなぞるように。
「私にはリスクが大きすぎるので、退会したいです」
埒があかないので、私ははっきりと申し出ました。

