
大人も子どもも、家族みんなが過ごしやすい家づくりに大切なことってなんだろう?Vol.28では、ジュエリーブランド『EMILY/BLUE』を手がけるEMILYさんの住まいへ。一年前に海辺のヴィンテージマンションから、小高い丘に建つ一軒家へ引っ越したEMILYさん。戸建てならではのゆとりある空間で、こだわりのデザイン家具と木のぬくもりが調和する暮らしを楽しんでいるそう。さっそく子育ても家事もおしゃれもはかどる、理想の住まいのヒントを探りましょう。
profile
EMILYさん
デザイナー
ジュエリーブランド『EMILY/BLUE』、子ども向けヘアバンドブランド『boo a peek』主宰。鎌倉のサロン『CASSIA』で、不定期にオイルトリートメントやまつ毛パーマの施術も手がけている。Instagram:@emilybluejewelry0220
FAMILY:4人家族(パパ・ママ・長男7歳・長女5歳)
HOUSE TYPE:戸建/賃貸
HOUSE DETAIL:居住歴1年/約100㎡/2LDK+グルニエ(収納)+ウッドデッキ
AREA:神奈川県
こだわりの住まいについて
木のあたたかみと
デザイナーズ家具が調和する空間
居住歴1年ほど経つ、EMILYさんの住まいは、2階建の物件。部屋の随所には造作家具が施され、洗練されつつ、暮らしやすさも熟慮されたつくりになっている。2階の上部にはグルニエ(屋根裏収納)があり、シーズンオフの洋服などをしっかり収納できる。
「天井に柱、重厚感のある梁など、住空間に木がふんだんに使われていて、ぬくもりを感じる戸建。そのなかに、前の住まいから持ってきたお気に入りの家具や雑貨を配置して、自分らしくコーディネートしています」。
ポップなカラーのイスやクッション、ひねりのあるデザインの小物の数々は、EMILYさんの確かなセンスで選ばれたもの。ひとつのテイストに傾くのではなく、そばにあると自分が心地よく感じるアイテムでスタイリングしている。
「1階にも2階にもウッドデッキがあり、1階では主人が休日、テントサウナを楽しんでいます。アクティブな家族なので、子どもたちもリビングで手づくりの紙製ボールを使ってサッカーの練習をしたり、のびのびと過ごしています。この余白のあるリビングは戸建ならではで、いい空間だなと感じています」
LIVING
ボタニカルな要素も加えて
家族がくつろぐ場に
ダイナミックな梁が印象的なリビングスペース。空間を最大限に使えるように、リビングテーブルを置かず、〈リーン・ロゼ〉のソファと海外製のサイドテーブルでレイアウト。フローリングには、トルコのヴィンテージラグを敷いて、ゆったりとくつろげるスペースに。窓側にグリーンを配しているのも、癒やされる。壁側には、造作家具のデスクがあり、EMILYさんやご主人のワークスペースとして活用。
「子どもたちはソファ前のスペースで側転をしたり、自由に体を動かすことも。マンションだと気にしてしまう生活音も、戸建だとある程度気にせず過ごせるのがいいですね。このダイニングからリビングまで、ひと続きのフリーな空間を活かしています」
ヴィンテージ家具の〈CAMORI〉で購入したサイドボードは、以前は雑貨を置いたり、飾り棚のように使用していたが、現在はAVボードとして活躍させている。「〈CAMORI〉は、ヴィンテージ家具が手頃な価格で買えるので、よくチェックしています。リビングに暖炉があるので、隣り合わせに配置して、ソリッドな雰囲気に」
ゲーム機の収納として使っている、〈ALL GOOD FLOWERS STORE〉で購入したプレート。独特のマーブル調の柄が、ヴィンテージ家具とも好相性。こんな意外性のあるマッチングを楽しんでいるそう。
生活感の出やすい延長コードも、隠すのではなく見せてもおしゃれなものを。〈BLESS〉のケーブルジュエリーは、球体や立方体などさまざまな形状のウッドパーツを組み合わせた、ユニークなアイテム。「個性的なデザインの、遊びのあるインテリアです。空間を引き締める効果のある黒を選びました」
もとから部屋についていたという、ヤコブソンランプ。照明好きのEMILYさんも気に入り、そのまま愛用している。松の木をスライスしてつくられたシェードは美しく、穏やかな光がもれる。
窓際の一角にグリーンを集めて、サンルーム風に。EMILYさんが好みのものを選んでいるので、サイズもさまざま。「友人からのいただきもののほか、鎌倉や葉山で購入することが多いですね。最近は〈KAMAKURA GREEN STUDIO〉にて新しく仲間入りした植物があります。あとは、植物の問屋さんを利用することもあります」。ディスプレイする際は、スツールや台に乗せて、高低差のバランスを取るようにしている。収納として使っている〈カルテル〉のコンポニビリ3マットも、このワンコーナーにまとめて。
造作家具のデスク周りにも、キャッチーな雑貨が散りばめられている。ヨーロピアンなミラーと〈イサム・ノグチ〉のランプを組み合わせたり、ヤギの形をした籐素材のランプカバーも存在感を発揮している。
