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【闘病】『直腸がん』発覚… 「人工肛門になる恐怖」と再検査を先延ばしにした後悔

【闘病】『直腸がん』発覚… 「人工肛門になる恐怖」と再検査を先延ばしにした後悔

本記事で話を聞いたやすこさん(仮称)は健康診断をきっかけに、直腸がんと診断されました。腹腔鏡手術を受け、現在は経過観察を続けています(取材時)。直腸がんはステージ次第で人工肛門造設が必要になるケースもあるため、術後のQOL(生活の質)にも大きく影響する病気です。やすこさんの体験から定期的な検診の重要性を知るとともに、病気への向き合い方を学びましょう。

※2025年11月取材。

やすこさん

体験者プロフィール:
やすこさん(仮称)

発症判明までの経緯: 2024年11月の大腸がん検診で直腸がんが判明。2年ほど前から頻尿(トイレが近くなる)傾向にあったが、深く気にしていなかった。診断時点ではステージ1または2と説明を受ける。一時的に人工肛門になる可能性や、術後の頻便・便漏れのリスクを説明され、不安からインターネットで情報を探す日々を送った。

「直腸がん=人工肛門」の不安が頭をよぎった

「直腸がん=人工肛門」の不安が頭をよぎった

編集部

やすこさんの病気が判明した経緯を教えてもらえますか?

やすこさん

2年ぶりに受けた会社の健康診断がきっかけです。検査結果が届くまで、自覚症状はほとんどなく、気楽に構えていました。しかし、振り返ればたまに下痢をすることがありました。当時は整腸剤を飲むと治まっていたため、深刻には考えていませんでした。そんな折に届いた結果は、直腸がんでした。ステージは1~2とのことで、比較的早期の発見でした。

編集部

治療についてはどのような説明を受けましたか?

やすこさん

医師からは腹腔鏡手術を勧められました。早期発見だったため、傷も小さく済み、回復も早いとの説明でした。ただ、直腸の手術である事実に変わりはなく、臓器を休ませるために一時的な人工肛門が必要になる可能性も説明されました。「今後は人工肛門になるのではないか?」と心配していたため、一時的な処置で済む可能性があると聞き安心しました。そのほか、手術の影響で排便回数の増加や便漏れが起きるリスクについても説明がありました。

編集部

病気が判明したときの心境を教えてください。

やすこさん

説明を受けたときには、すでに「なってしまったのだから仕方ない」「治療しなくては」と腹を括っていました。同時に、医療保険に加入していてよかったという思いもありました。

体力は落ちてしまったが以前と同じ生活を取り戻す

体力は落ちてしまったが以前と同じ生活を取り戻す

編集部

直腸がんが判明してから、生活は変化しましたか?

やすこさん

ストレスを溜めないよう意識しています。自分を大切にし、小さなことを気にしすぎず、睡眠不足を避けて、精神的な余裕を持つように心がけています。以前は家庭や仕事で自分を後回しにすることも珍しくありませんでした。

編集部

治療の際、心の支えになったものはありますか?

やすこさん

友人や家族に不安を打ち明けたことで、気が楽になりました。人工肛門への不安や手術の怖さ、再発への心配などを聞いてもらい、気持ちが軽くなったと感じます。また、周囲に同じ病気を克服した人がいたため、アドバイスをもらえたことも心強かったです。経験者だからこそ悩みを素直に話しやすく、必要な準備についても詳しく教わることができました。

編集部

現在の生活について教えてください。

やすこさん

術後6カ月が経過し、体調は落ち着いています。腹腔鏡手術で傷自体は小さいとはいえ、手術と入院で体力を消耗したため、回復には時間を要しました。以前より体力は落ちましたが、食事に気をつけながら少しずつ元の状態へ戻せるよう努めています。生活は以前とほぼ同じように送れています。手術で直腸が短くなった影響で、排便は1日2回ほどありますが、日常生活に支障はありません。ただし、外食での食べ過ぎや飲酒量が増えると、排便回数が増える傾向にあるため注意しています。直腸を手術した以上避けられない変化ですが、これまで以上に食生活へ気を配るようになりました。

編集部

もし過去の自分に声をかけられるなら、何を伝えますか?

やすこさん

「自分を大切にしてほしい」と伝えたいです。家庭や仕事など、多くのことに無理をしてきたと感じるからです。

配信元: Medical DOC

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