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愛犬を守るために地震発生直後にすべき「初動」 散歩中の対応とは

大きな地震が起きたらら、どのような行動をとればよいでしょうか。自分と愛犬の命を守るためには、地震発生直後の「初動」対応が大切です。

そこで今回は、「愛犬との散歩中に地震が発生した」という被災シナリオをもとに、まずはどのような行動をとればよいのか、災害時のペット問題にも取り組む獣医師の大下勲先生に教えていただきました。

※災害時はさまざまなケースが考えられるため、今回紹介する初動がすべてではありません。

【ケース・散歩中に被災】愛犬との散歩中に震度6強の地震が発生
散歩中の犬
引用元:Photo by Getty Images
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愛犬との散歩中に以下のような状況下で被災したとき、飼い主さんが取るべき初動対応について見ていきましょう。

〇被災シナリオ

  • 発生日時:平日の午後5時ごろ、震度6強の地震(※)が発生

  • 被災場所:自宅マンションから徒歩20分ほどの住宅街

  • 飼い主さんの状況:いつものように愛犬にハーネスをつけて散歩。トート型の散歩バッグに、愛犬用の水やスマホなど最低限のものを入れていた。

※震度6強の揺れは、はわないと動けないレベル。固定していない家具の多くが倒れます。

危険な場所にいる場合はできるだけ「開けた場所」へ移動を
住宅街で被災
イラスト/徳丸ゆう 「いぬのきもち」2026年3月号『地震から愛犬を守るのは飼い主さんの「初動」です』

ブロック塀や電柱、自動販売機など、倒れやすいものがすぐ近くにあるのなら、リードを短く持つか、愛犬を抱っこしてすぐにそこから離れましょう。住宅の2階から瓦やエアコンの室外機が落ちてくることもあるので、周囲を確認しつつ、広い道路や開けた公園へ逃げてください。

家に戻るときは落下物や電線に注意
散歩時に被災したときの初動
イラスト/徳丸ゆう 「いぬのきもち」2026年3月号『地震から愛犬を守るのは飼い主さんの「初動」です』

繁華街は看板や窓ガラス、外壁などが落ちてくるかもしれず危険です。愛犬も異様な雰囲気を察して怖がるので、無理に通るのは避けてください。通らざるをえないときは、リードを短く持つか愛犬を抱っこして、上からの落下物と足元に注意しつつ、足早に通り抜けましょう。

なお、ふだんから繁華街や狭い路地を避けて散歩するのも、防災対策になります。

災害時はいつもと異なる状況に。持ち歩いていると便利なアイテムは?
愛犬を抱っこして歩く飼い主
イラスト/徳丸ゆう 「いぬのきもち」2026年3月号『地震から愛犬を守るのは飼い主さんの「初動」です』

ハーネスだけでなく、首輪にもリードもつけて


いつもと異なる状況に愛犬がとまどい、後ずさりした拍子にハーネスが抜けるおそれがあるため、災害時はハーネスだけだと危険です。ふだんから首輪をつけつつ予備のリードも持ち歩き、災害時は首輪にそのリードをつないで、2本のリードで避難しましょう。ハーネスと首輪を短いリードやカラビナでつないで、脱走させにくくする手もあります。

夕方の散歩には懐中電灯がマスト


ふだんから夕方に近い時間帯の散歩には、必ず懐中電灯を持参して。災害時は、停電になると辺りが真っ暗になることもあるため、首にかけられたり、頭につけられたりするライトがあると便利です。スマホにストラップをつけておけば、スマホのライトを懐中電灯代わりにして首から下げる手も使えます。

また、災害時に愛犬を抱っこすることを考えて、散歩バッグも両手の空くタイプにすると安心です。

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