心筋梗塞になりやすい人の特徴や代表的な症状はどのようなものでしょうか。メディカルドック監修医が心筋梗塞のなりやすい人の特徴と代表的な症状について解説します。気になる症状は迷わず病院を受診してください。
※この記事はメディカルドックにて『「心筋梗塞の生存率」はご存知ですか?ICU治療室に入った場合の生存率も解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
大沼 善正(医師)
昭和大学医学部卒業。昭和大学病院、関東労災病院を経て、現在はイムス富士見総合病院勤務。総合内科専門医、循環器専門医、不整脈専門医、医学博士。
「心筋梗塞」とは?
冠動脈(心臓に酸素や栄養を供給している動脈)の内壁に付着していたコレステロールが破綻し、血栓が形成されることで、血管が詰まり心筋が壊死する病気です。心筋梗塞を発症すると胸痛、胸部圧迫感・絞扼感などの症状を起こし、不整脈や心不全などの合併症も引き起こすため、速やかな治療が必要となります。
心筋梗塞になりやすい人の特徴
肥満
BMI(Body Mass Indexの略で、肥満の度合いを示す。体重(kg)を身長(m)の2乗で割った数値)≧27 kg/mで心血管リスクが上昇します。基準値は18.5〜25未満です。
肥満症の改善には、まず食事の見直し、定期的な運動が必要となります。現体重から3〜6か月の間に3%の体重減少でも効果が期待できるため、出来るところから少しずつ始めるのがよいと思われます。
運動不足
座っている時間やデスクワークの増加は、心疾患リスクの上昇につながります。歩行や家事程度の運動でも充分に効果があります。一日10分程度の歩行を追加することから始めるとよいでしょう。
喫煙
喫煙は心疾患リスクの主な原因の一つです。喫煙本数が増えるごとに、心血管リスクも増加していきます。タバコ1本/日だけでも、吸わないときと比較すると心血管リスクは1.65倍になると言われています。
完全な禁煙が出来れば、最初の5年ほどで心血管リスクは4〜5割も減少します。
そのため、禁煙が心筋梗塞の予防に非常に重要と言えます。

