竹細工の魅力や希少な虎斑竹についても紹介

さらに、竹細工ならではの魅力として語られたのが「経年変色」。竹製品は完成した瞬間が終わりではなく、使い手とともに時間を重ねることで表情を変えていく。
使い込まれた竹籠や竹ざるは、年月とともに飴色へと深みを増し、独特の艶を帯びていくが、トークショーでは、その変化が、使う人の暮らしの記憶そのものでもあり、竹製品ならではの楽しみ方であると提案された。

会場では、高知県須崎市安和地区に成育する希少な虎斑竹についても紹介。独特の虎模様を持つ虎竹の力強い風合いと、白竹の清らかな美しさの違いなど、同じ竹でも種類によって異なる個性や魅力に、多くの人々が興味深く耳を傾けていた。

竹皮の活用についても言及。竹皮は、おにぎりなどを包む天然の包材として古くから親しまれてきたが、現在では活用される機会が少なくなっているとのこと。トークショーでは、実際に触れてもらい、水に浸すことで柔らかくしなやかになり、通気性にも優れているため、昔ながらの暮らしの知恵が詰まった素材でもある竹皮の魅力を体感してもらった。

会場には予想を超える多くの人々が来場し、立ち見が出るほどの盛況に。名古屋は竹林や茶道文化とも関わりの深い地域であり、竹に親しみを持つ人も多く、熱心に耳を傾ける姿が印象的なイベントとなった。
トークショーの様子をYouTubeで公開中
5月19日(火)より、トークショーの様子をYouTubeで公開中。竹のある暮らし、日本の竹文化、そして竹製品が持つ魅力を、より多くの人に伝える内容となっているので、チェックしてみて!
虎斑竹専門店 竹虎:https://www.taketora.co.jp/
竹虎四代目トークショー:https://youtu.be/MSNgdSBa-xw
(佐藤ゆり)
