プロ野球ファンが熱視線を送る「日本生命セ・パ交流戦」が開幕する26日、水を差すような事態が発生した。スカパー!が一部試合のプロ野球中継におけるチャット機能の停止を発表したのである。公式Xアカウントは理由を「諸般の事情」と説明しているが、同日に球界を揺るがした巨人・阿部慎之助監督の電撃辞任発表と重なるタイミングであったことから、ネット上ではその背景を巡り、賛否を含めたさまざまな声が噴出している。
「諸般の事情」による突然の機能制限
スカパー!プロ野球の公式Xアカウントは26日、「【お知らせ】 諸般の事情により、ご案内していた一部試合におけるチャット機能を停止させていただくこととなりました」と投稿した。
停止の対象となるのは、26日に行われる5試合(巨人対ソフトバンク、DeNA対オリックス、中日対楽天、阪神対日本ハム、広島対ロッテ)と、29日から31日までの日本ハム対巨人の計8試合である。一方で、ヤクルト対西武など一部の試合では、予定通りチャット機能を利用できる旨も告知された。
スカパー!は数日前から、プロ野球セットアプリを通じて交流戦の一部試合を「チャット機能付き中継」で配信すると大々的にPRしていた。ファン同士がリアルタイムで試合の熱狂を共有できる目玉機能としての展開だっただけに、直前での突然の制限措置は多くの視聴者に驚きを与えた。
阿部監督辞任とチャット停止の関連性
公式発表では機能停止の具体的な要因は明言されておらず、あくまで運用上の都合である「諸般の事情」という言葉に留められている。しかし、ネットユーザーの関心を強く惹きつけているのは、そのタイミングである。
奇しくも同日、巨人の阿部慎之助監督が、家族間トラブルに端を発する暴行容疑での逮捕(後に釈放)に伴い、監督を電撃辞任するという衝撃的なニュースが報じられた直後だった。チャット停止対象に巨人の試合が複数含まれていることもあり、試合内容とは無関係な不適切投稿や、いわゆる「荒らし」行為が殺到することをスカパー!側が懸念したのではないか、という見方が自然と強まっている。

