たった一つの指摘が希望に変わった
「義春、見て。これ、私がおととい、投稿した記事とそっくりなの。っていうか、コピペに近いわ」
スマホを見た、義春の顔がけわしくなった。
「これは、やりすぎだな。愛美が一生懸命考えてやってることを、自分の手柄にするのは泥棒と同じだぞ」
私は、周子ちゃんに連絡しようかまよった。 でも、彼女のことだ。「参考にしただけだよ!ダメだった?」と、あの悪意のない笑顔でかわされるのが目に見えている。
私はだまって、彼女のブログのスクリーンショットを保存しつづけた。
そんな時、 彼女のブログのコメント欄に、一筋の光……いや、激震が走ったのは。
「この記事、インスタの@ami_mamaさんの投稿とまったく同じじゃないですか?写真の構図も文章もそっくり。パクリですよね?」
それは、私のフォロワーの一人だった。 たった一つの指摘。それが、周子ちゃんの築き上げた「完璧なママ」の虚像を崩す、崩落の始まりだったのだ。
あとがき:ウソで固めたママ友の末路
SNSは「理想の自分」を演じられる場所ですが、周子はその舞台を、他人の人生で飾り立ててしまいました。自分の努力や発見をコンテンツとして盗まれる愛美の怒りは、現代を生きる私たちにとって他人ごとではありません。
しかし、ウソで固めた城は、たった一つの小さな綻びからくずれ始めます。匿名性の高いネット社会で、「正義の鉄槌」が下りようとする瞬間の緊張感が伝わってきますね。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

