日本ライフオーガナイザー協会代表理事の高原真由美です。
先週の記事では、住宅ローンについて実際に動いてみて初めて知ったこと、そしてSNSやAI相談だけではわからないことが想像以上に多かった、というお話をしました。
ここからは家づくり本番!住宅ローンと同じくらい私を悩ませた「土地探し」と「施工業者選び」の話に進みたいと思います。
まず今回は、家づくりで私が大きく遠回りしてしまった原因のひとつ、
「一戸建ての場合は、まず土地探しから始めるもの」
という思い込みについて。
結果的に「ここに住みたい!」と思える土地に出会い、施工業者選びに関しても「この形が自分たちのベスト!」との流れになり、我が家はなんとか前に進みつつありますが、今振り返ると、もっと早く知っておきたかったことばかりでした。
■「まず土地探しから」が大きな遠回りだった
以前の記事でも書きましたが、家づくりで遠回りとなってしまった原因は私自身の勝手な思い込み…。
その中のひとつが、
「一戸建て(注文住宅)の場合は、まず土地探しから始めるもの」
というものだったのですが実際には、これは万人向けではない方法で私も含め多くの人にとっては結構リスク大な進め方です。

なぜなら、建てたい家によって必要な土地条件が大きく変わるから。
例えば、
- 平屋なのか、2階建て、3階建てなのか
- 庭は必要か否か
- 駐車場は何台必要なのか
- 個室はいくつ必要なのか
- 延床面積をどれくらい確保したいのか
これらによって、必要な土地の広さや形状はかなり変わります。
さらに、
- 建ぺい率
- 容積率
- 前面道路の広さ
- 接道条件
など、土地ごとの条件によって、建てられる家は制限されます。
つまり、土地だけを先に決めてしまうと、
「本当は建てたかった家が建てられない」
ということが普通に起こるわけです。
土地をすでに所有している場合は別ですが、新たに土地から購入する場合は、
「建てたい家を実現できる土地を探す」
という順番のほうが、圧倒的に合理的。
でも私たちは、完全に逆からスタートしてしまいました。
その結果、土地探しだけでかなりの時間と労力を使うことになっってしまったわけで…。
■土地探しで最初にやったこと
実際に土地探しで最初にやったことは大きく4つ。
1:家づくり専用のメールアドレスを作ること
これ、土地探しに限らず、不動産取得や売買において共通していえることで、本当におすすめです。
土地探しサイトや不動産会社に問い合わせを始めた瞬間、広告メールや営業メールが一気に、まじでめちゃめちゃ増えます。(なんなら電話も、ですがそれはまた別記事で)
土地だけではなく、住宅ローン、ハウスメーカー、工務店、リフォーム会社など、あらゆる関連情報が届き始めるので、普段使いのメールアドレスとは分けたほうが圧倒的に管理しやすいです。
2:エリア別の坪単価リサーチ
これは大手でいえばSUUMOなどの情報サイトを見れば、ある程度把握できます。
「このエリアなら、これくらいの広さで、このくらいの価格帯」
という基準、いわゆる相場を知っておくことが大事。
土地価格は条件なども考慮すると本当にピンキリです。自分たちの基準がないまま見ると、安いのか高いのかすらわからなくなりますし、何より、お買得物件(これ、本当に稀にあるんですよ!!!)に即アプローチするには、こういった情報を持っていないと難しいと思いますし、そもそもお買得物件かどうかの判断はつきません。
3:土地に対する要望整理
我が家の場合、
- 最寄駅から徒歩10分以内
- 前面道路の広さ
- 周辺環境
- 建ぺい率・容積率
などを優先条件として整理しリサーチしていました。
「何を優先するのか」
「どこなら妥協できるのか」
を事前に決めておかないと、毎回迷います。これ、かなり重要で、条件の良い土地は本当に一瞬で売れるんですよ。
4:実際に現地を歩いて見ること
これも本当に大事だと言わせてください!
ネット上の情報やGoogleストリートビューだけでは、わからないことが多すぎます。
- 道路の狭さ
- 坂道
- 周囲の雰囲気
- 騒音
- におい
- 近隣環境
など、現地に行かないと見えないことが本当に多いのですが、下手したら仲介業者なども直近の現地を確認していない、みたいなこともあるようですので気をつけたいところです。
実際に、ネット新着情報をみて、すごく良い条件!と思いすぐに現地確認に行ったところ。該当の土地のお向かいさんのお宅の前には大量の家財道具が並べられていて…。
情報サイト上、絶妙にお向かいさん宅の画像が切り取られていたのは、そういうことだったのか、ということもありました。
こういうケースに限らず、情報サイト上の画像ってかなり加工(道路や土地・建物も美しく、かつ広く大きく撮影)されたものが使われているので、そこも確認が必要でしょう。
ただ、多くの情報サイトでは詳細住所が掲載されていないケースも多いため、場所を特定するだけでもひと苦労。仲介業者に問い合わせしないとわからないところが多い、ということも知っておきたい事実です。


