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「陥凹型大腸がん」の”3つの治療法”はご存じですか?検査法も医師が解説!

「陥凹型大腸がん」の”3つの治療法”はご存じですか?検査法も医師が解説!

陥凹型大腸がんの治療法

内視鏡治療

陥凹型大腸がんが早期の段階である場合、内視鏡治療が選択肢となります。病巣の茎部にスネアをかけて高周波電流で焼灼切除する「スネアポリペクトミー」、粘膜下層に生理食塩水などを局注して病巣を挙上させ、スネアで切除する「内視鏡的粘膜切除術(EMR)」などがあります。EMRで一括切除できる限界は約2cmとされていますが、病変周囲を切開し粘膜下層を剥離して腫瘍を一括切除する「内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)」では、2cm以上の大きな腫瘍や線維化を伴う早期がんも一括切除が可能です。内視鏡治療は、通常数日間の入院で実施されます。退院後は定期的な経過観察が必要となります。

手術療法

リンパ節転移の可能性が高い場合や、病変が粘膜下層より深く浸潤しているなど、進行している場合には、リンパ節郭清を伴う外科手術が必要です。手術ではリンパ節郭清といって、腫瘍の壁深達度やリンパ節転移の有無に基づき、適切な範囲のリンパ節郭清が行われます。従来の開腹手術に加え、傷が小さく体への負担が少ない腹腔鏡下手術や、より精密な操作が可能なロボット支援手術も選択肢となります。入院期間は手術内容にもよりますが、通常は1週間から数週間程度の入院が必要です。

薬物療法

薬物療法には、手術後の再発を抑制するための補助化学療法と、切除不能な進行・再発大腸がんに対して延命や症状緩和を目的とした全身薬物療法があります。補助化学療法は治癒切除後のStage Ⅲ大腸がんや、再発リスクが高いStage Ⅱ大腸がんに対して推奨されます。切除不能進行・再発大腸がんに対する薬物療法は殺細胞性抗癌薬、分子標的治療薬、免疫チェックポイント阻害薬など、複数の薬剤が使用されることが多いです。遺伝子検査やバイオマーカー検査が実施され、これらの結果に基づいて最適な薬剤が選択されます。薬物療法は、多くの場合、外来通院で実施されますが、入院して行う場合もあります。

「陥凹型大腸がん」についてよくある質問

ここまで陥凹型大腸がんを紹介しました。ここでは「陥凹型大腸がん」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

大腸ポリープが凹んでいるのは危険なのでしょうか?

齋藤 雄佑 医師

大腸ポリープが凹んでいる場合、それは陥凹型病変と呼ばれ、特に早期の段階であっても、病変が進行している可能性を示す重要な所見である可能性があります。通常の粘膜から隆起したポリープと比較して、陥凹型病変は早期から粘膜下層へ深く浸潤していることがあります。それに伴いリンパ節転移のリスクが高い場合があるため、注意が必要です。

配信元: Medical DOC

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