■皮が驚くほどカリッと香ばしい!

お肉には野菜を添えることが多いですが、コウケンテツさん曰く、「お肉はお肉だけで味わう」のが美味しいとのこと。「余分な彩りを添えない」「茶色ければ茶色いほど美味しい」のがコウケンテツ流だそうです。確かに添え物がなくても、こんがりキツネ色に焼けた鶏肉とツヤツヤな玉ねぎソースだけでも、十分美味しそうな仕上がりです。

ひとくち食べてみると、皮が驚くほどカリッと香ばしく、身がジューシーでとっても柔らか。甘辛な玉ねぎソースとの相性も抜群で、鶏肉の美味しさを格段にアップさせています。
鶏肉の焼き具合がまさに完璧で、皮のカリカリ感がたまらない美味しさ。ソースは玉ねぎの甘みがぐっと引き出されて、コクと旨みが溢れる濃厚な味わいです。食欲そそる玉ねぎの香味が口いっぱいに広がって、思わず手が止まらなくなります。

実際に作った感想として、いつもは熱したフライパンにそのまま鶏肉を入れていたので、今回の「焼く前に皮をきれいに伸ばす」「冷たい状態から焼き始める(コールドスタート)」という工程は目からウロコでしたが、実際に皮が縮みにくくカリッカリになり、中までしっとりジューシーに仕上がりました。
■焼き加減は「皮目が8割、身が2割」

また、鶏肉の焼き加減は「皮目が8割、身が2割」とのことで、焼き加減の目安がとても分かりやすくて勉強になりました。この方法なら肉が固くなりにくく、皮がパリッと焼き上がるので、覚えておくと便利なポイントだと感じました。

作ってみて気づいた美味しく仕上げるもう一つの秘訣は、鶏肉に塩を振る前にキッチンペーパーで水気を拭き取っておくこと。鶏肉の臭みが取れて皮がパリッとしやすくなります。また、キッチンバサミでさくっと下処理できるのが、洗い物が少ない嬉しいポイントです。

鶏肉と玉ねぎだけで手抜き感は一切ないのに、ご馳走級の一皿がとっても簡単に作れました。彩が無くても食べ応えは抜群。これは間違いなく、家族が喜ぶリピート確定メニューです。今夜のおかずに迷ったら、ぜひ一度試してみてくださいね。

