脳卒中のリハビリテーションについてよくある質問
ここまで脳卒中の予防法やリハビリテーション内容、後遺症などを紹介しました。ここでは「脳卒中のリハビリテーション」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
脳卒中のリハビリテーションはいつから始めるのがよいですか?
脳卒中のリハビリテーションは、発症後24〜48時間以内に開始することが推奨されています。バイタルサインや全身状態が安定していれば、ただちに取り組み始めるのが一般的な治療方針です。
参照:脳卒中に関する留意事項急性期の脳卒中患者に対するリハビリテーション
脳卒中後リハビリテーションをしないとどうなりますか?
リハビリテーションを行わずに長期間ベッドで寝たきりの状態が続くと、病気そのものの症状とは別にさまざまな心身の機能低下を引き起こす可能性があります。具体的には、筋肉が痩せて衰える筋萎縮や関節が固まって動かなくなる関節拘縮、さらには血栓症などを発症するリスクが高まるといわれています。二次的な障害は一度起きてしまうと回復に時間がかかることもあるため、早期に身体を動かし始めることは機能訓練以上の意味を持つでしょう。
編集部まとめ
脳卒中のリハビリテーションは、単なる機能訓練にとどまらず、患者さん自身が自分らしい生活を取り戻すための重要なプロセスです。
発症直後の急性期から始まり、回復期、そして自宅に戻ってからの生活期へと切れ目のないリハビリを根気強く継続することが運動麻痺や言語障害といった後遺症の改善と社会復帰への近道となります。
早期発見と継続的なケアが、回復の質を大きく左右します。この記事で紹介した知識を活かし、適切なリハビリと予防に取り組んでいきましょう。

