「食後に薬を飲む理由」についてよくある質問

ここまで食後に薬を飲む理由について紹介しました。ここでは「食後に薬を飲む理由」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
空腹時に薬を飲んではいけない理由を教えてください。
伊藤 陽子(医師)
主な理由は、「胃へのダメージを抑えるため」と「成分の吸収を助けるため」の2点です。
以下に、空腹時に飲むべきでない薬の例とその理由をまとめました。
薬の種類 理由
胃を荒らしやすい薬 空腹時は、胃粘膜に薬が直接触れる時間が長くなり、胃炎や胃潰瘍のリスクが高まるから
食事で吸収が高まる薬 食事に含まれる油分によって吸収が高まり、より高い効果を期待できるから
ただし、「空腹時は、どんな薬も飲んではいけない」というわけではありません。空腹時に飲むべき薬(食前・食間)も存在するため、指示されたタイミングを守ることが大切です。
飲み忘れた際は、薬によって最適な対処法が異なるため、対応をあらかじめ医師や薬剤師に確認しておきましょう。
まとめ:食後の指示が出ている薬は正しく服用しよう
食後に薬を飲む指示には、薬の効果を高めるため、飲み忘れを防ぐためなどのさまざまな理由があります。薬の性質や診察時の体調などを考慮して医師は服用方法や回数を決めています。
食前・食間・食後などの指示を守り、正しく服用するようにしましょう。
自己判断で薬の飲み方を変えると、狙った効果が得られなかったり思わぬ副作用が出たりする可能性も考えられます。生活リズムをはじめとする何らかの事情により服用が難しい場合は、遠慮せずに医師へご相談ください。

