「自分らしさ」で彩る
家路につく車の中で、私はふと自分の手元を見た。
あたらしいネイル。これは、だれのマネでもない、私が今の気分でえらんだ色。
だれかのマネをして正解を求めるのは簡単かもしれない。 でも、まよいながら、失敗しながら自分で選んだものこそが、人生を彩る本当の「自分らしさ」になる。
「ママ、あのアイス食べたい!」
海斗が指さした先には、見たこともない奇抜な色のアイスクリーム。
「えー!見たことない色だなあ……まあ、いいか。食べてみよう!」
私たちは笑いながら、あたらしい「自分たちの正解」をさがしに歩き出した。 もう、背後を気にする必要はない。
あとがき:「自分らしい色」で描く、あたらしい明日
ラストシーンで、周子がえらんだのは、愛美の好みとは正反対の「赤」でした。それは、彼女がようやく自分の心の声を聞き始めた証拠。
正解のない育児や人生において、だれかのマネをするのはラクな道かもしれません。けれど、失敗してもまよっても、自分の意志でえらんだ色こそが一番かがやくのだと、2人の姿がおしえてくれます。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

