私は2歳児の母です。一時期、80代の祖父、祖母と同居していました。祖父は認知症がかなり進んでいて末期がんも患っていました。主に祖母が自宅で介護をしていて、私もお手伝いをしていたのです。
私にとっての苦痛
祖父には、机を指でたたいてリズムをとる癖がありました。机の前に座っている間は、ほぼずっと机をたたいているような状態でした。最初は私も気にしていませんでしたが、次第にその音がつらく感じるように……。
そこで、インターネットで対策方法を検索。ある日、祖父が机をたたいているときに、たたく場所にタオルを置いてみました。すると、祖父はタオルの上をたたくようになり、そのうちタオルで遊ぶようにもなりました。これで一件落着! と思いきや、そう簡単にはいきませんでした。
反対する祖母の言い分とは
実は、まだ元気な祖母が「それ、やめてくれる?」と、タオルを置くことに反対し始めたのです。「おじいちゃんは机をたたくのが好きなのだから」と。
祖父にとって楽しいことと、私にとってつらいことを少しでも和らげようと、双方にとって良い方法を選んだつもりでした。だから、祖母の反応には本当に驚きました。

