グラニュー糖と砂糖の違いは?メディカルドック監修管理栄養士が栄養素・健康効果・保存方法について解説します。

監修管理栄養士:
喜井りか(管理栄養士)
高齢者福祉施設や食品メーカーでの経験。現在は栄養学の知識をいかし、季節の食材や健康に役立つ情報をWeb記事にて執筆している。
砂糖とは?

砂糖とは、主にさとうきびやてん菜(ビート)を原料に作られる甘味料です。製造方法によって大きく「分蜜糖」と「含蜜糖」の2つに分けられます。
分蜜糖は、搾り汁から結晶と糖蜜を分離し、結晶部分を精製して作られる砂糖です。クセが少なく、幅広い料理に用いられます。代表的なものに上白糖やグラニュー糖があります。
一方、含蜜糖は糖蜜を分離せず、そのまま含んだ状態で作られる砂糖です。コクや風味が豊かなのが特徴で、代表的なものとして、黒糖や和三盆などが挙げられます。
グラニュー糖とは?

グラニュー糖とは?上白糖と何が違う?
グラニュー糖は、さとうきびやてん菜を原料に作られる精製度の高い砂糖で、粒状の結晶がそろったサラサラとした質感が特徴です。主成分はしょ糖で純度が高く、クセのないすっきりとした甘さを持ちます。一方で、上白糖も同じく主成分はしょ糖であり、成分としての大きな違いはほとんどありません。違いは主に製法と仕上がりの性質にあります。上白糖は製造の最終工程で転化糖(ブドウ糖や果糖を含む糖液)を加えて仕上げるため、水分をやや多く含み、しっとりとした質感になります。そのため、グラニュー糖に比べてコクのある甘さに感じられるのが特徴です。つまり、両者の違いは「成分の差」よりも「加工方法と食感・風味の違い」として理解するのが適切です。
粉砂糖やさとうきび砂糖との違いは?
粉砂糖は、主にグラニュー糖を細かく粉砕して作られる砂糖で、粒子が非常に細かく口どけがよいのが特徴です。製品によっては固まりにくくするためにコーンスターチなどが少量添加されている場合もあります。一方、さとうきび糖(一般に「きび砂糖」と呼ばれるもの)は、さとうきび由来の砂糖のうち、精製の過程で糖蜜を一部残したり加えたりして仕上げられることが多い砂糖で、淡い茶色とコクのある甘さが特徴です。ただし、黒糖のような未精製の含蜜糖とは異なり、ある程度精製された中間的な性質を持ちます。また、グラニュー糖に比べてミネラルをわずかに含みますが、その量はごく少量であり、製品によって成分や風味に違いがある点にも注意が必要です。

