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「ヒアルロン酸」で腫れる・しこりが残る? 施術前に知るべきリスクを医師が解説

「ヒアルロン酸」で腫れる・しこりが残る? 施術前に知るべきリスクを医師が解説

ヒアルロン酸注入は、美容医療の分野で広く行われています。一方で、「腫れるのでは」「しこりが残るのでは」と不安に感じる人も少なくありません。本記事では、ヒアルロン酸という成分の基本から、美容医療における使われ方、施術前に知るべきリスクまで、THE BEAUTE CLINICの紀田基邦先生に聞きました。

※2025年12月取材。

紀田 基邦

監修医師:
紀田 基邦(THE BEAUTE CLINIC)

2018年に大阪医科大学(現・大阪医科薬科大学)を卒業後、国家公務員共済組合連合会虎の門病院に入職し臨床経験を積む。2020年に品川美容外科へ入職し部長を務め、2021年にはBIANCA CLINICに医局長として在籍。2025年にTHE BEAUTE CLINICを開院、院長となる。美容医療領域での豊富な経験をもとに、安全性を重視した施術を提供している。

ヒアルロン酸の基本

ヒアルロン酸の基本

編集部

ヒアルロン酸とはどのような成分なのか教えてください。

紀田先生

ヒアルロン酸は、体内にもともと存在する物質です。高い保水力を持ち、皮膚や関節を潤いで満たして弾力を保つ役割があります。生体適合性に優れ、体内で時間とともに分解されるため、さまざまな医療分野で応用されています。

編集部

医療の現場ではどのように使われているのでしょうか?

紀田先生

関節の痛みを和らげる目的で膝関節へ注入されるほか、眼科や形成外科の分野でも利用されています。組織を適度に持ち上げたり、クッション性を補ったりする特性があるため、美容医療でも需要が高まっています。

編集部

美容医療では具体的にどのような部分に使われるのですか?

紀田先生

シワの溝を浅くする、ボリュームが減った部位をふっくらさせる、輪郭を整えて顔のバランスを補正する、といった目的で使用されます。目的に応じて製剤の種類や量を使い分ければ、自然な変化からしっかりとした変化まで幅広く対応可能です。

もっと知りたい! 美容医療でのヒアルロン酸注入

もっと知りたい! 美容医療でのヒアルロン酸注入

編集部

どのようにヒアルロン酸を注入するのでしょうか?

紀田先生

細い針を用いて、必要な層に適量を少しずつ注入します。どの層へ、どの製剤を、どの程度注入するかで結果が大きく変わるため、医師の解剖学に対する理解とデザイン力が重要です。比較的体への負担が少なく、短時間で行うことが可能な施術として人気を集めています。

編集部

効果はどのくらい持続するのでしょうか?

紀田先生

製剤の種類や注入部位によって異なります。おおむね6カ月~1年ほど持続します。体内で少しずつ分解されるため、外見的な変化も緩やかであり、メンテナンス計画を立てやすい施術といえます。

編集部

もし仕上がりが気に入らなかった場合、元に戻すことはできますか?

紀田先生

専用の溶解剤で分解し、元に戻すことも可能です。過度なふくらみや形の修正が必要な場合も対応可能です。溶解できる点は、美容医療でヒアルロン酸を使用する大きなメリットの一つといえます。

配信元: Medical DOC

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