うめき声を出す私に、夫は…
夫に申し訳ないと思いながらベッドの中で体を丸めていたとき、不穏な音楽が聞こえてきました。どうやら、私の近くに座っていた夫が、タブレットを使ってホラー映画を観ているようでした。
私は波のようにやってくる腹痛に耐えながら、思わず「うー…」「あー…」と声を漏らしてしまいます。
「うるさくてごめんね。映画に集中できないよね」と謝ると、夫は明るい調子でこう言いました。
「全然大丈夫。むしろその声で、ホラー映画の臨場感が増してるから」
予想外の返答に、私はつらい状況ながらも思わず笑ってしまいました。
夫があえて明るく振る舞ってくれたことで、私は少し気持ちがラクになりました。きっと夫なりに、私に余計な申し訳なさを感じさせないよう、冗談めかしてくれたのだと思います。
その後、幸い義両親に症状が出ることはなく、私の体調は少しずつ落ち着いていきました。体がつらいときに、看病だけでなく気持ちまで支えてくれた夫には、あらためて感謝しています。いつか夫が体調を崩したときには、今度は私が全力で支えたいです。
著者:つちやです/令和婚した夫と、義父母と4人暮らしをする30代ライター。毒親育ちの過去をもち、家族の大切さに気付かせてくれた夫との生活や、義両親との日々をつづっている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)
※AI生成画像を使用しています。
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