6月11日に開幕が迫るW杯北米大会。いま、日本代表の「アウエー用(白)」ユニホームが前大会比25倍という異例の大ヒットを記録している。ファッションアイテムとしても大人気の白ユニだが、「本大会で本当に出番はあるの?」と気になっているファンも多いはず。実は、グループステージ第1戦のオランダ戦で着用されることが確実視されている。その納得の理由と、今後の着用スケジュールに迫った。
異例の大ヒットを記録するアウエーキット
過去の大会を振り返ると、サポーターが身にまとうのは決まって「サムライブルー」のホーム用が主流であり、アウエー用との売り上げの差は歴然だった。
しかし今大会は様子が違う。日常着にサッカーシャツを取り入れる英国発祥のスタイル「ブロークコア」の流行が日本にも上陸。白地に11色の多色使いストライプをあしらったスタイリッシュなデザインが若者やファッション層を中心に大ウケし、プロモーション責任者も「販売2カ月の実績は前大会モデル比2500%。信じがたい数字」と驚くほどのペースで売れ続けている。
初戦オランダ戦で出番が「確実」な理由
アウエー用ユニホームの懸念点として挙げられるのが、「対戦相手のユニホーム色によっては大会中一度も出番がない」というケースだ。FIFAの規則では、両チームの視認性を高めるため、濃淡色2種以上のウエアを用意し、ピッチ上での明暗(コントラスト)をはっきりさせることが厳格に求められる。
しかし、今大会は話題の白ユニが初戦からいきなり躍動することになりそうだ。
日本の第1戦の相手はオランダ。この試合でオランダはホーム扱いとなるため、彼らの代名詞である「オレンジ」のユニホームを着用することが濃厚だ。オレンジと青(日本のホーム用)は明度が近いため、日本はアウエー用の「白」を着用することが確実視されている。
南アフリカ大会(2010年)のグループステージ第2戦で対戦した際も、オランダの鮮やかなオレンジに対し、日本は白のアウエーキットでピッチに立った歴史がある。

