喪服は、普段の服以上に「急に必要になるもの」だとわかっているつもりでした。それなのに、久しぶりに袖を通した瞬間、思っていた以上に体型が変わっていたことに気付かされました。サイズを上げて買い直したはずの喪服が、また入らなくなっていたのです。
20代で買った喪服は、もう別物のように感じた
中高年になるにつれ、少しずつ腹回りが気になるようになってきました。普段の服なら多少きつくてもごまかせますし、スーツのファスナーが閉まらないときも、つい「まあいいか」と思ってしまうことがあります。
しかし、喪服となるとそうはいきません。急に必要になるものだからこそ、慌てて確認したときに着られないと本当に困ります。
20代のころに買った喪服は11号でした。以前の感覚では「余裕で入るだろう」と思っていたのですが、40代になった私が着てみると、まったく余裕はありません。体にぴったり張りつくような状態で、まるでボディコンのようでした。結局、そのときは泣く泣く13号の喪服を買いに走ることになりました。
「今度こそ大丈夫」と思った13号も入らず
それから10年ほどたちました。「13号ならさすがに入るだろう」と思って、必要になったタイミングで再び喪服を取り出しました。ところが、今度は腰回りでファスナーがまったく上がりませんでした。
「前に買い直したのに、もう入らないのか」と、かなりショックを受けました。世の中に絶対はないと思っているつもりでも、自分の体型についてはどこかで「これ以上は大丈夫」と思い込んでいたのかもしれません。結局、またしても泣く泣く15号の喪服を購入することになりました。

