脳トレ四択クイズ | Merkystyle
「気にしないで!」ママ友の誘いを断れず限界に→休日のお出かけが生んだ【終わらないママ友疲れ】

「気にしないで!」ママ友の誘いを断れず限界に→休日のお出かけが生んだ【終わらないママ友疲れ】

すれ違う「楽しい」の基準

「現地集合、現地解散にしない?」

あるとき、私は意を決してやんわりと提案してみました。少しでも車内のプレッシャーから解放されたかったのです。しかし由香里さんは、屈託のない笑顔でこう言いました。

「えー、一緒の車で行ったほうが、おしゃべりできて楽しいじゃない! 全然気にしないで!」

彼女に悪気がないのは痛いほど分かりました。由香里さんにとっては、移動中の時間も含めて「みんなでワイワイ過ごす楽しい休日」だったのでしょう。

でも、私にとっては違いました。私から一度も誘ったことがないという事実や、現地集合の提案に込められた小さなサイン。それに気づいてもらえない寂しさと違和感が、どうしても拭えませんでした。

「私、冷たすぎるのかな…」

誘いを断る罪悪感に負けて、気乗りしない約束をし、時間とお金を使い、疲れ果てて帰ってくる。前日から憂鬱で休んだ気がしない休日を前に、私は一人、暗い部屋でため息をついていました。

自分にとっての「心地よさ」を探して

そんなある日、私は思い切って別の友人である恵美さんに、このモヤモヤを打ち明けてみました。恵美さんは私の話を否定せず、静かに聞いてくれた後、こう言ってくれたのです。

「どちらが悪いわけでもないよね。由香里さんはお出かけが大好きで、あなたを巻き込みたいくらい好意を持っている。でも、あなたにとっての休日の価値観とは合わなかった、ただそれだけのことじゃないかな」

その言葉に、胸のつかえが少しだけ降りた気がしました。私は冷たい人間なのではなく、ただ自分の「心地よい距離感」を守りたかっただけなのだと。

それからの私は、少しずつ自分のペースを取り戻す練習を始めました。
毎回無理して合わせていたお誘いも、「今週末は家で片付けをしたくて」「体力を温存したくて」と、理由をつけて2回に1回は断るようにしたのです。

最初は断る瞬間に心臓がバクバクしましたが、由香里さんは「そっか、了解! また今度ね!」と、あっさり返事をしてくれました。

今でも、たまに一緒に出かけるときはあります。でも、自分の気持ちを優先して断る選択肢を持てたことで、以前のような「前日からの激しい憂鬱」は薄れていきました。

人間関係の正解は、人それぞれ。
相手の「楽しい」を否定せず、同時に自分の「しんどい」も無視しない。不器用ながらも、私は私にとって一番ちょうどいい距離感を、今も手探りで探しています。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています。

記事作成: kumasan

(配信元: ママリ

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