カラオケが好きな彼と交際していたときの話です。彼とのデートは、ごはんを食べたあとにカラオケへ行く、という流れが定番でした。最初はそのデートプランも楽しんでいたのですが、次第に少しモヤモヤするようになっていったのです。
三度の飯よりカラオケ好きな彼氏
彼は以前、歌手を目指していたことがあるそうで、三度の飯よりカラオケが好きな人でした。週に4〜5回はカラオケに行くほどで、歌うことが本当に好きなのだと感じていました。
交際前のデートでは、映画を観たりカフェで過ごしたりすることもありました。しかし、付き合い始めてからは、カラオケが主なデートプランになっていったのです。
私もカラオケ自体は嫌いではありません。楽しそうに歌う彼を見るのはうれしかったですし、最初のころは私も一緒に楽しんでいました。ところが、そう思えたのは最初の2カ月ほどでした。
カラオケ奉行の彼にうんざり…
徐々に「またカラオケデートか……。たまには違う場所にも行きたいな」と思うようになっていきました。そう感じたのは、単純に飽きたからだけではありません。彼が鍋奉行ならぬ、かなりの“カラオケ奉行”だったからです。
彼は必ず採点機能を使い、高得点を目指して歌っていました。腹の底から声を出すためなのか、歌うときはいつも立ったままです。
一方の私は、高得点を目指すというより、楽しく歌えれば十分というタイプ。採点もあまり気にせず、座って歌うほうが落ち着きます。

