ひとり暮らしをしている彼の自宅でデートしていたときのことです。普段あまり自炊をしない彼は、手料理が恋しかったようで、私が遊びに行くと、よく料理をリクエストしてきました。最初はうれしそうに食べてくれていたのですが……。


急に私の手料理に点数をつけるように
私が料理を作ると、彼はいつもニコニコしながら「おいしい」と褒めてくれました。そんな彼の笑顔を見ると私もうれしくなり、時には、会えない日に食べられるように作り置きを用意することもありました。
ところが、あるときを境に、彼は私が作った料理に点数をつけるようになったのです。きっかけは、彼が遠方の実家に帰省したことでした。
手料理を食べるたびに指摘する彼
ある日、彼から「ちょっと味が薄くない?」と言われました。少し違和感はあったものの、「実家でお母さんの料理を食べて、家庭の味を思い出したのかな」と思い、私はあまり深く受け止めませんでした。
それからは、彼の好みに合わせて少し濃いめに作るように。しかし、それでも彼は「まだ味が薄いよ」「もっとガツンとした味じゃないと、疲れも取れないだろ」などと言うようになったのです。
内心モヤモヤしつつも、せっかく作るなら喜んでほしいという気持ちがあり、できるだけ彼の好みに近づけようと、その後の私は工夫しました。

