味噌汁のたんぱく質量は?メディカルドック監修管理栄養士が栄養素・健康効果・保存方法について解説します。

監修管理栄養士:
鈴木 友美(管理栄養士)
健診センターでの特定保健指導・栄養相談の経験を生かして、より多くの方々の健康をサポートできるように知識を深めています。
味噌汁とは?

味噌汁は、味噌をだしで溶いて作る日本の伝統的な汁物で、古くから日常の食卓に親しまれてきた料理です。
味噌は主に大豆に麹や塩を加えて発酵・熟成させた発酵食品で、米味噌・麦味噌・豆味噌など種類によって風味や色、食塩相当量に違いがあります。
地域ごとの食文化によっても特徴が異なり、各家庭でさまざまな味わいが楽しまれているのも特徴です。
味噌汁のたんぱく質量は?

たんぱく質とは
たんぱく質は、筋肉や臓器、皮膚、髪、爪など、体をつくるもとになる大切な栄養素です。体をつくるだけでなく、酵素やホルモン、免疫に関わる成分の材料にもなり、体の調子を整える働きにも関わっています。食事から摂取したたんぱく質は、一度アミノ酸に分解されて体に吸収され、その後、必要に応じて筋肉や内臓などに再び利用されるため、たんぱく質は体の維持や修復にも役立つ栄養素とされています。
たんぱく質の一日の摂取量
日本人の食事摂取基準では、年齢や性別ごとに示されています。
たとえば18〜64歳の場合、1日あたりの推奨量は男性で65g、女性で50gとされています。
ただし、体格や活動量によって必要量には個人差があるため、目安として体重1kgあたり約0.8〜1.0g程度を参考にすることもできます。
味噌汁のたんぱく質量は?
一般的な味噌汁1杯(約150ml)に使用する味噌の量は、約8〜15g程度が目安とされており、含まれるたんぱく質量はおよそ1〜2g前後です。
なお、味噌の種類によってたんぱく質量は異なり、米みそや麦みそでは約1.5g、豆みそでは約2.6g程度含まれています(いずれも味噌15gあたり)。
味噌は大豆を原料としているためたんぱく質を含みますが、1杯あたりで摂取できる量は多いとはいえません。
そのため、たんぱく質をしっかり摂りたい場合は、豆腐や卵、肉類などの食材を加えることで、1杯あたりのたんぱく質量を無理なく増やせます。

