小学生運転のゴーカートが2歳児をはねる。「ブレーキ!」叫ぶも止まらず…子どもの運転体験を安全に楽しむには?

身近なものが子どもの安全を脅かすことがあります。しかし、前もって知っておくだけで防げる事故もあります。今回は「子ども向けの乗り物運転体験」で起こった事故事例を2つ紹介。普段運転できない乗り物でワクワクしますが、注意しないと思わぬ事故につながることが……。

3連休のイベント中、小学生が運転するゴーカートが……

2022年9月の連休中のことです。子どもたちに車に親しんでもらおうと、自動車販売会社など4社が合同でゴーカートの運転体験イベントを開催。

1周200mのコースを3分間走り、ピットレーン(コースと、車両の整備などを行う「ピット」をつなぐレーン)へ戻るものでした。ピットレーンの隣に柵はなく三角コーンで仕切られているのみで、その隣に見物スペースがありました。

スタッフが止めようとするも停止せず、見物客の列へ

参加者の当時小学6年生の女の子は、運転体験を終え、ピットレーンへ戻ろうと直線へ入りました。ところが……減速せずに走り続けてしまったのです。

「ブレーキ!」

異変に気づいたスタッフが叫び、ゴーカートへ手を伸ばそうとしましたが……。ゴーカートはスタッフの制止を振り切って見物スペースに入り、見物客と衝突。この事故で2歳の男の子が死亡。4歳の男の子2人が軽いケガを負いました。

ゴーカートは時速40kmに達するものでした。ピットレーンと見物客の間は5m。ゴーカートが制御不能に陥った場合の安全対策が十分ではなかったといわれています。[*1]

配信元: マイナビ子育て

提供元

プロフィール画像

マイナビ子育て

育児をしている共働き夫婦のためのメディア「マイナビ子育て」。「夫婦一緒に子育て」をコンセプトに、妊娠中から出産・産後・育休・保活・職場復帰、育児と仕事や家事の両立など、この時代ならではの不安や悩みに対して役立つ情報をお届けしています。