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父が谷原章介。実父がいしだ壱成。審査中から潔く出自を明かし、出場理由を「客観的にみた自分の注目度が一人歩きしてしまうと感じ」たからだと説明していた。現在は研音に所属。着実に出演作を重ねている。
その静かな野心を秘めた才能とは? “イケメン研究家”加賀谷健が、期待の新人俳優・谷原七音の演技を解説する。
気になる俳優デビュー作は?
2024年12月21日、第37回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでフォトジェニック賞を受賞した谷原七音が心境を語った、初のインタビューが掲載された。掲載媒体はABEMA TIMESだったことから、気になる俳優デビュー作をあれこれ想像したものである。
「オオカミには騙されない」シリーズや『シャッフルアイランド』など、ABEMAが放送する恋愛リアリティ番組に出演するのではないか? フォトジェニック賞歴代受賞者である三浦翔平のように、刺激は強いが野心的なABEMAドラマ作品で顔見せするのもありだなと思った。
コンテスト当時、英プレミアリーグのアーセナルファンであることを公言していた本人は、番組ロケをやりたいとも言っていた。それを踏まえると、サッカー番組などで初々しいリポーター仕事でキャリアをスタートするのもいいかもしれない。
不倫ドラマとの相性がいいジュノンボーイ
少なくとも、新人俳優にとって登竜門の一つに数えるべき、恋愛リアリティ番組は手堅いところだろうと思っていたのだが、実際は違った。ABEMAドラマでもなかったが、刺激は強いドロドロ不倫ドラマだった。2025年7月期放送の『奪い愛、真夏』(テレビ朝日系)がそれだ。
2023年放送の『泥濘の食卓』など、テレビ朝日の深夜枠で放送される不倫ドラマの多くが、不倫に関係するキャラクターたちの感情を露骨過ぎるくらい剥き出しにする。
ほとんどコメディと紙一重の作風が、俳優たちにどきつい顔芸的な演技を要請する。そのため、キャラクターの感情を比較的アウトプットしやすく、新人俳優が役作りでキャラクターの感情を分析する入門編にぴったりではある。
『奪い愛、真夏』は「奪い愛」シリーズ第5作であり、それこそ第1作『奪い愛、冬』(2017年)には三浦翔平が出演していた。ドロドロした作品世界で色濃い存在感があった。さわやかなイメージがあるジュノンボーイだが、むしろ不倫ドラマとの相性はいいのかもしれない。

