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「実父・継父ともに有名俳優」当初からルーツを明かした22歳俳優の潔さ。今後さらに大化けすると言えるワケ

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静かな野心を秘めた才能

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 受賞後初インタビュー掲載時点では、所属事務所は決まっていなかった。

 父が谷原章介で実父がいしだ壱成であり、二人が兄弟役で共演したドラマ『未成年』(TBS系、1995年)を好きな作品に挙げていた谷原七音は、インタビューで「僕はそれも含めて自分の一部かなと捉えている」と潔く明かす、野心的な才能の持ち主でもある。

 2025年4月1日、反町隆史や福士蒼汰が所属する研音に所属したことを考えると、(インタビュー掲載から所属が決まる間)おそらく引く手あまただったろうと想像する。

 事務所の先輩俳優である福士主演ドラマ『東京P.D.警視庁広報2係』(フジテレビ系、2026年、以下、『東京P.D.』)で演じた、後輩キャラの演技は事実上の俳優デビュー作『奪い愛、真夏』での演技をうまく消化していた。

『奪い愛、真夏』での谷原七音は、夫の不倫に壮大な復讐劇を仕掛ける、画家の妻のアシスタント役を演じ、泥沼不倫劇場を純朴な雰囲気でほどよく解きほぐしながら、初めて出演するドラマの画面上にうまくフレームインすることを心がけていたように見えた。

 警視庁の広報課を舞台とする『東京P.D.』では、例えば第5話、誘拐事件でざわつく警視庁内の廊下場面。竹財輝之助と並んで歩くツーショットで、ルンルン歩く様子がさりげない存在感を主張した。

 あるいは、第7話にゲスト出演したドラマ『パンダより恋が苦手な私たち』では、トーンは控えめにスタスタ歩きを印象づける。

 谷原七音は自分の見せ方をよくわかっている。不倫ドラマから刑事ドラマへ、顔見世興行は着実だ。静かな野心を秘めた才能は、今後さらに大化けするだろう。

<文/加賀谷健>

【加賀谷健】
イケメン研究家 / (株)KKミュージック取締役

“イケメン研究家”として大学時代からイケメン俳優に関するコラムを多くの媒体で執筆。アーティストマネジメント、ダイナマイトボートレース等のCM作品やコンサートでのクラシック音楽監修、大手ディベロッパーの映像キャスティング・演出、アジア映画宣伝プロデュースを手掛ける。他に、LDHアーティストのオフィシャルレポート担当や特典映像の聞き手など。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。

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配信元: 女子SPA!

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