
4月に京都市下京区寺町通にオープンした、プロの調香師との対話を通じて香りを仕立てる“相談室型”フレグランスブランド「CABINET(キャビネ)」は、6月5日(金)・14日(日)の2日間、香りの構造を学びながら自分自身の感性を見つめる「香りの構造」ワークショップを開催する。
香りの構造を知るプログラム

「香りの構造」ワークショップは、香水を単に「好き」「苦手」で選ぶのではなく、香りがどのような要素で構成され、時間とともにどのように印象を変えていくのかを体験しながら、自分にとって心地よい香りの輪郭を探っていく少人数制のプログラム。

店内に並ぶ香料を前に、調香師の案内のもとで香りの成り立ちやバランスを学び、参加者自身の手で8mlのオードパルファムを仕立てていく。
香りを「選ぶ」前に、自分の感性を知る。CABINETが大切にする対話型の香り体験を、より身近に感じられる特別な機会だ。
自分の感覚を言葉にする機会に

香水は、目に見えないものだからこそ、選び方が難しいものでもある。ボトルの印象、ブランドイメージ、周囲の評価、流行などに影響されながらも、最終的に大切になるのは「自分にとって心地よいかどうか」という感覚だ。
一方で、その感覚を言葉にする機会は多くない。「甘い香りが好き」「爽やかな香りが好き」と思っていても、その奥には、花々の柔らかさ、樹木の落ち着き、柑橘の明るさ、ムスクの余韻など、さまざまな要素が重なっている。
CABINETは、香りを単なる商品として受け渡すのではなく、客との対話を通じて、その人の記憶や感情、好みの輪郭を少しずつ明らかにしていくことを大切にしている。
今回のワークショップでは、香りの構造を知り、実際に香料に触れ、自分の感性を言葉にしていくプロセスを体験できる。香りをブランド名や流行だけで選ぶのではなく、自分自身の基準で見つめ直す時間を届ける。
