遅い時間にひとりで夜道を歩くことになった私。街灯はあるものの人通りは少なく、ただでさえ心細い中、背後から聞こえてきた足音に、私は一気に不安を募らせました。
娘の習い事の迎えで帰りが遅くなり…
私は普段、できるだけ早めに帰宅するようにしています。けれどその日は、迎えが遅くなり、夜道をひとりで歩くことになりました。
道には街灯がありましたが、人通りはほとんどありません。静かな道を歩いていると、いつもなら気にならないような物音まで大きく聞こえる気がして、自然と足早になっていました。
背後から聞こえてきた足音
しばらく歩いていると、突然、後ろから規則的な足音が聞こえてきました。最初は「気のせいかもしれない」と思いました。しかし、私が立ち止まると足音も止まり、再び歩き出すと、また同じようについてくるのです。その瞬間、全身の血の気が引いていくような感覚に襲われました。
頭の中では、「もし何かあったらどうしよう」「このまま逃げても追いつかれてしまうのではないか」と、不安ばかりが膨らんでいきます。心臓の音が自分でもわかるほど大きくなり、冷静でいようとしても、なかなか気持ちを落ち着けることができませんでした。

