眼圧検査の怖さを和らげる正しい受け方と対処法
眼圧検査が苦手な方でも、受け方のコツを知っておくと、驚きや失敗を減らしやすくなります。
リラックスして目を大きく見開き「ぼんやり」見るコツ
検査中は、顎と額をしっかり台につけ、顔を動かさないようにします。目は無理に見開くというより、両目を軽く開けて、正面の光をぼんやり見るイメージです。片目だけを頑張って開けようとすると、まぶたや顔に力が入りやすくなります。両目を開けたまま、遠くを見るようにすると、まばたきの反射を少し抑えやすくなります。風が来る瞬間を待ち構えすぎると、かえって緊張します。息を止めず、肩の力を抜いて、スタッフの声かけに合わせると受けやすくなります。
それでも目にあたる風が怖い場合は別の検査を受けられる?
どうしても風が苦手な場合は、眼科スタッフや医師に相談してかまいません。眼科では、空気を使わないタイプの眼圧測定を行える場合があります。代表的なものに、点眼麻酔をしてから測定する接触式の眼圧計があります。目に器具が触れるため怖く感じる方もいますが、麻酔を使うため痛みはほとんどありません。施設によって対応できる検査機器は異なります。健康診断では変更が難しい場合もありますが、眼科受診時であれば相談できることがあります。「風がどうしても苦手」「毎回まばたきしてしまう」と伝えてみましょう。
「眼圧検査が怖い」についてよくある質問
ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「眼圧検査が怖い」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
眼圧検査の風がどうしても苦手なのですが、怖くないように受ける方法はありますか?
栗原 大智 医師
検査前に「風が苦手です」と伝えておくとよいでしょう。スタッフが声かけをしながら進めたり、タイミングを調整したりできる場合があります。受けるときは、顎と額をしっかり固定し、両目を軽く開けて、正面の光をぼんやり見ることがポイントです。風が来る瞬間を待ち構えすぎると力が入りやすいため、肩の力を抜いて自然に呼吸しましょう。
痛くないと分かっていても眼圧検査の風でびっくりしてしまうのはなぜでしょうか?
栗原 大智 医師
目は刺激に対して反射的にまばたきする仕組みがあります。風が突然当たると、痛みがなくても目を守ろうとして、自然にビクッと反応してしまいます。これは珍しいことではありません。苦手な方は、検査前に伝えておくと、スタッフも配慮しやすくなります。何度か経験するうちに慣れる方もいます。
目の検査で風が来る瞬間に反射で目をつぶってしまっても眼圧は正しく測れますか?
栗原 大智 医師
風が当たる瞬間に目をつぶると、角膜に正しく空気が当たらず、測定できないことがあります。その場合は、もう一度測り直しになることが多いです。まばたきを完全に我慢しようとするより、両目を軽く開けて、正面をぼんやり見る方が成功しやすいです。どうしても繰り返してしまう場合は、スタッフに相談しましょう。
目に風をあてる検査がどうしても怖い場合、事前に眼科のスタッフの方へ相談しても良いでしょうか?
栗原 大智 医師
相談して問題ありません。眼圧検査が苦手な方は少なくないため、「風が怖い」「毎回まばたきしてしまう」と伝えておくとよいでしょう。眼科では、検査の進め方を工夫したり、必要に応じて別の測定方法を検討したりできる場合があります。怖さを我慢して受けるより、事前に伝えた方がスムーズに進みやすくなります。

