脳トレ四択クイズ | Merkystyle

産後1ヶ月で仕事復帰した妻とバトンタッチ。パパ店長が挑んだ3ヶ月のワンオペ育休で見えたもの

■「共通言語」が夫婦の絆を強くした

――育休を取得して、ご夫婦の関係に変化はありましたか?

鵜飼さん 妻との「共通言語」が増えました。育休を取るまで、乳児期の育児の大変さを十分には分かっていなかったと思います。育休中は日々の出来事や娘たちの成長を妻に伝えるようにしていたのですが、おかげで会話もさらに増えて。「こんなに大変なんだ」という共感が生まれたことで、妻のパワフルさが改めてよく分かって感謝しましたし、妻からも「"分かる"が増えて嬉しい。共感が増えて、コミュニケーションも活発になった」と言ってもらえて、育休を取って本当に良かったと感じています。

――仕事の面でも、気づきはありましたか?

鵜飼さん 「僕がいなくても、お店は立派に回る」ということに気づけたのが大きな収穫でした 。僕が業務を抱え込まずに任せたことで、スタッフたちが自律的に問題を解決してくれるようになり、大きな成長を果たしてくれたんです 。属人化を解消することが、結果として組織の強化に繋がるんだな、ここまで任せても大丈夫なんだなと感じました。

「寝かしつけようとしているのに、寝かしつけられているの図!? 育休でゆっくり一緒の時間を過ごしたおかげか、次女は『ママ』より『パパ』を先に言えるようになりました!」(鵜飼さん)

■ファミサポやシッターも。外部サービスをどんどん利用!

――現在は店舗職を離れ、複数店舗を管理するスーパーバイザーとして多忙な日々を送られていると聞きました。今の両立の状況はいかがですか?

鵜飼さん 現在は東京都心エリアの店舗を回る日々ですが、基本的には僕が「朝」の家事・育児を、妻が「お迎えから夕食以降」を担うサイクルが定着しています。ただ、あえて役割をガチガチに固定しすぎないようにしていて、お互いの仕事の状況を尊重しながら「できる方が、できるタイミングでやる」というポリシーを大切にしています。

――お子さんの急な発熱など、突発的な事態にはどう対応されているのでしょうか。

鵜飼さん 妻は施術中に電話に出たり、途中で帰宅したりするのが難しい仕事なので、保育園からの呼び出しや子どもの急な体調不良への対応は、主に僕が担当しています。会社の理解もあり、とてもありがたいですね。
ただ、夫婦二人だけで何もかもをやりきろうとは思っていません。我が家は保育園のほか、自治体のファミリーサポートや民間のベビーシッターといった外部サービスを積極的に活用してきました。会社の福利厚生で使えるオンライン診療サービスも活用するなど、頼れるものは迷わず使うようにしています。

――仕事と育児を両立させている先輩として、社内で相談されることもあるのでは?

鵜飼さん ありますね。とくに育児休業の体験談は聞かれます。制度の具体的な内容を質問されることもあれば、「取って良かったですか?」という漠然とした質問も……。不安な人が多いみたいです。自分からは「もちろん、取ってよかったよ!」と背中を力強く押す言葉をかけるようにしています。

――最後に今育休を検討中の読者の方にもメッセージをいただけますか。

鵜飼さん 育休中の家族と過ごす時間は、本当に最高です! とくに子どもの新生児〜乳児期の一瞬一瞬は、貴重な時間。僕自身は育休を取ったことで、子どもや妻との距離が縮まりました。
もちろん、悩むことも多いと思います。だからこそ、楽しいことも悩みも、夫婦や家族、自治体など周りの人にどんどん話して相談していくことをおすすめします。話すことで、楽しい経験はより鮮やかな記憶に、悩みは解決の糸口が見えたり、深刻に感じていたことが和らいだりするのではないでしょうか。
ぜひ、人生の大切な期間を家族と一緒に過ごし、自分たちらしい道のりを築いていってください。

「スラックラインで遊ぶ子どもたち。僕も子どもたちと遊ぶときはポップでコミカルに!時にアクロバットに!全力です!」(鵜飼さん)

(取材・文:江原めぐみ、イラスト:ぺぷり)

配信元: マイナビ子育て

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