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「痛風」を発症するとどんな「痛み」が現れる?痛みを感じやすい箇所も解説!

「痛風」を発症するとどんな「痛み」が現れる?痛みを感じやすい箇所も解説!

痛風の痛みの進行と痛みがあるときの対処法

痛風の痛みの進行と痛みがあるときの対処法

痛風の痛みは自然に治りますか?

痛風発作の痛みは、何もせずにいても数日から1〜2週間ほどで少しずつ落ち着くことがあります。ただし、痛みが自然に軽くなったとしても、痛風そのものが治ったわけではありません。関節の中では尿酸の結晶が炎症の原因になっており、再発しやすい状態が残っていることがあるためです。

そのため、一度痛みが治まったからといって安心はできません。発作を繰り返す方では、次の発作がより起こりやすくなることもあります。自然に落ち着くことはあっても、放置してよいとはいえず、今後の再発予防まで考えることが大切です。

痛風の発作を繰り返すとどうなるのですか?

痛風発作を何度も繰り返すと、発作の回数が増えるだけでなく、痛みが出る部位が広がったり、発作の間隔が短くなったりすることがあります。最初は一つの関節だけだったのに、足首や膝、反対側の足など、別の部位にも症状が出るようになることがあります。
さらに長く続くと、関節に慢性的な炎症が残り、関節の変形や動かしにくさにつながることもあります。尿酸の結晶は関節だけでなく、皮下にたまって痛風結節をつくったり、腎臓に負担をかけたりすることもあります。痛みが出たときだけ対応するのではなく、尿酸値の管理まで含めて考えることが重要です。

どのような痛みがあれば受診すべきですか?

初めて経験する強い関節痛が出たときは、自己判断せず受診を考えたほうがよいでしょう。特に、突然強く痛み始めた、関節が赤く腫れている、熱をもっている、歩けないほど痛い、触れるだけでもつらいといった場合は、医療機関で確認したほうがよいでしょう。
また、発熱を伴う場合や、全身のだるさが強い場合、関節の腫れや痛みが急速に悪化する場合は、痛風以外の病気が隠れていることもあります。感染による関節炎など、早めの対応が必要な状態もあるため、強い痛みや腫れがあるときは受診を優先することが大切です。

病院では痛風の痛みをどのように治療しますか?

病院では、まず発作による炎症と痛みを抑える治療が行われます。一般的には、消炎鎮痛薬、コルヒチン、ステロイドなどが使われ、症状の強さや腎機能、胃腸の状態、ほかの病気の有無などをみながら薬が選ばれます。まずは今起きている強い炎症を落ち着かせます。
そのうえで、発作を繰り返している場合や尿酸値が高い状態が続いている場合には、再発を防ぐために尿酸値を下げる治療が検討されます。尿酸値を下げる薬を使って、今後発作が起こりにくい状態を目指します。
なお、尿酸値を下げる薬は、今生じている痛みをすぐに止めるものではありません。自己判断で新しく薬をはじめたり、すでに飲んでいる薬を中止したりすることは避け、必ず医療機関で医師に相談をしましょう。

編集部まとめ

編集部まとめ

痛風の痛みは、突然始まるとても強い関節痛が特徴で、赤みや腫れ、熱感を伴い、日常生活に大きな支障を与えることがあります。特に足の親指のつけ根は代表的な部位ですが、それ以外の関節に起こることもあり、発作を繰り返すと症状が広がったり、関節の障害や痛風結節、腎臓への影響につながったりすることがあります。痛みが自然に軽くなることはあっても、それで根本的に解決したわけではありません。初めての強い関節痛があるときや、赤み、腫れ、発熱を伴うときは、自己判断せず受診することが大切です。痛風は、その場の痛みを抑えるだけでなく、再発を防ぐための治療や尿酸値の管理まで含めて考えることが重要です。

参考文献

『Revisiting the pathogenesis of podagra: why does gout target the foot?』(J Foot Ankle Res)

『The first metatarsophalangeal joint in gout: a systematic review and meta-analysis』(BMC Musculoskelet Disord)

『Gout』(Mayo clinic)

『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン 第3版』(日本痛風・尿酸核酸学会)

配信元: Medical DOC

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