私は、前妻の代用品じゃない!
さらに読み進めると、彼女が今の再婚相手とうまくいっていない愚痴を透哉にこぼし、彼を「避難所」にしていることが分かりました。
「都合よく使われてるだけじゃない……」
怒りと悲しみ、そして呆れが混ざり合い、私の心の中で「パチン」と何かが弾ける音がしました。 彼は喧嘩のたびに「元嫁の方が良かった」と言いますが、それは単に現状から逃げたいだけの甘え。 そして、それを承知で彼を誘惑する一穂。 二人とも、今目の前にいる家族を何だと思っているのでしょう。
翌朝、私は何も知らない顔をして朝食を作りました。 でも、心の中ではもう決めていました。 この「元嫁の代用品」という椅子を、こちらから捨ててやるんだと。 まずは、証拠をすべて自分のスマホに転送し、静かに反撃の準備を始めることにしました。
あとがき:過去の残像に逃げ込む男の卑怯さ
不倫や浮気もつらいですが、過去の思い出を武器に「今の家族」を否定されるのは、魂を削られるような苦しみです。二人の合成写真まで保存していた透哉の執着は、もはや病的な依存。でも理沙は、泣き寝入りするのではなく「パチン」と心にスイッチを入れました。絶望のどん底で、感情を切り離して冷静に証拠を集め始める彼女の姿に、スカッとする反撃の予感を感じずにはいられません。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

