「眼底検査後の注意」についてよくある質問
ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「眼底検査後の注意」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
眼底検査後に視界がぼやけるとき、症状は翌日まで残りますか?
栗原 大智 医師
散瞳薬を使用した眼底検査後は、数時間から半日ほど視界がぼやけたり、まぶしく感じたりすることがあります。多くの場合は当日中に回復しますが、中には翌日まで軽い見えにくさが残ることもあります。通常は自然に改善しますが、翌日になっても見えにくさが続く場合は、眼科へ相談しましょう。
散瞳検査の後、車の運転やスマホを見るのは控えた方が良いですか?
栗原 大智 医師
散瞳検査当日の車やバイク、自転車の運転は控えてください。見えにくさやまぶしさによって、事故のリスクが高まるためです。スマートフォンやパソコンの使用は絶対に禁止ではありませんが、ピントが合いにくく目が疲れやすいため、短時間にとどめ、無理をしないことが大切です。
眼底検査後は何時間後からコンタクトを使用できますか?
栗原 大智 医師
診察後すぐにコンタクトレンズをしても問題ありません。しかし、コンタクトレンズをしても見えにくさはありますので、その点は知っておくとよいでしょう。
遠視が強い人が瞳孔を開く眼底検査を受けると急性緑内障になる危険性がありますか?
栗原 大智 医師
遠視が強い方は、もともと眼内の構造上、急性緑内障を起こしやすい場合があります。そのため、散瞳薬の使用によって眼圧が上昇するリスクが完全にゼロとはいえません。ただし、眼科では事前にリスクを確認し、慎重に検査を行います。検査後に強い目の痛みや頭痛、吐き気が出た場合は、すぐに眼科へ連絡してください。
まとめ 眼底検査後は見えにくさの持続時間に注意!
眼底検査、特に散瞳検査の後は、一時的に視界がぼやけたり、まぶしさを強く感じたりすることがあります。これらの症状は多くの場合、時間の経過とともに自然に改善しますが、検査当日は無理をせず、目を休ませることが大切です。眼底検査後の正しい過ごし方を知っておくことで、不安なく検査を受け、目の健康を守ることにつながります。

