アプリ不要で体重が自動記録される“自由さ”に衝撃
到着した「体組成計 ESF-551」をパッケージから取り出して、やることはほとんどありません。管理アプリ「VeSync」をインストールして、デバイスに追加するくらいです。アプリを立ち上げて「デバイスを追加」を選択し、体重計に乗るだけで自動認識するので、設定はかなり簡単です。
あとは体重計に乗って、体重を計測し、スマホに記録するだけです。ですが、筆者はここで衝撃的に驚きました。
それまで筆者は、朝食前にスマホを片手に体重計のところまで行き、アプリを立ち上げ、服を脱ぎ、体重計に乗って、Bluetoothがきちんと接続され、データが転送されていることを目視で確認する……ここまでやって、やっと朝のルーティンである体重測定が終了していました。
しかし、「体組成計 ESF-551」では服を脱いで体重計に乗るだけです。体重を量る前にわざわざアプリを立ち上げる必要もありませんし、Bluetoothの接続を確認する必要もありません。
体重さえしっかり測定しておけば、朝の最も忙しい時間が過ぎて落ち着いてから、後で「VeSync」アプリを立ち上げるだけで、本体に一時保存されていた体重データがBluetooth経由で自動的に同期されます。アプリの立ち上げ、接続確認、転送待ちという一連の手間が丸ごと不要になったのです。これで、面倒だから体重を量らないという「リバウンドの始まり」をしっかり阻止できそうです。

13種類の健康データを網羅! 大きめサイズで乗りやすさも抜群
「体組成計 ESF-551」を使い始めて、逆に非常に不満に思っていることがあります。それは、「なぜ、アプリをその場で立ち上げなくても、後から測定データをまとめて保存できるという超便利機能を、商品紹介ページに大きく明記してくれないのか?」ということです。これだけで朝食前のルーティンは劇的に変わります。
なお、商品ページに謳(うた)われている、体重、BMI、体脂肪、除脂肪体重、皮下脂肪、体水分量、骨格筋、筋肉量、骨量、基礎代謝量、内臓脂肪、タンパク質、体内年齢といった計13種類のデータが計測・記録可能な点は、十分すぎるほどですが、以前使っていた体組成計と大きな差はありません。データがグラフ化できたり、目標を設定したりできるのも、今や目新しい機能ではないでしょう。
ただし、ハードウェア面でちょっと気が利いていると思ったのは、少し大きめのサイズ(約28×28×2.9cm)で作られている点です。足がはみ出しにくいというのは本当で、わずかな差ですが確実に快適性が増します。また、体重を表示する白色のLEDディスプレイも、はっきりと発光して見やすくなっています。
今回はたまたまの“嬉しい誤算”という要素が強いのですが、わずか約2500円での買い替えで、筆者の朝のルーティンは大きく変わりました。少なくとも筆者にとっては「体組成計 ESF-551」は大当たりだったといえます。
おかげで、安定期に入っている筆者の体重もきっちり維持されており、毎朝の計測の手軽さがリバウンドを防いでくれています。「体重測定が最近面倒だな……」と感じたら、体重計自体を見直してみるのは、思った以上に効果が高いですよ。
(千秋)

