「シェーグレン症候群の検査費用」はどれくらいかご存知ですか?【医師監修】

「シェーグレン症候群の検査費用」はどれくらいかご存知ですか?【医師監修】

シェーグレン症候群の医療費を軽減する制度

シェーグレン症候群の医療費を軽減する制度

シェーグレン症候群は指定難病の医療費助成が受けられますか?

はい、シェーグレン症候群は指定難病です。ただし、診断がつけば誰でも自動的に助成されるわけではなく、重症度分類で一定以上に該当する場合、または軽症でも月ごとの医療費総額(10割)が33,330円を超える月が年間3ヶ月以上ある場合が、医療費助成の対象です。
参照:『FAQ 代表的な質問と回答例』(難病情報センター)

診断前に受けた検査の費用も医療費助成の対象になりますか?

原則として、指定難病の医療費助成は申請して受給者証が交付された後に使う制度として考えるのが基本です。そのため、診断前に一般の保険診療で受けた初診料や検査費用が、そのままさかのぼって一律に助成されるとは限りません。
実際の取扱いは、申請日や重症度の確認時期、自治体の運用で差が出ることがあるため、申請先の都道府県・指定都市の窓口で確認しておくとよいでしょう。助成制度そのものは、都道府県・指定都市への申請手続きに基づいて運用されています。

指定難病以外に利用できる負担軽減の制度を教えてください

代表的なのは高額療養費制度です。これは、1ヶ月の医療費の自己負担が高額になったとき、所得に応じた自己負担限度額を超えた分が払い戻される制度です。入院だけでなく外来でも対象になり、医療費がかさんだ月の負担を抑える助けになります。
このほか、すでにシェーグレン症候群で指定難病の要件を満たす場合は、難病医療費助成とあわせて制度を整理すると負担を抑えやすくなります。また、症状や障害の程度によっては、自治体の福祉制度や各種相談支援につながることもあります。

編集部まとめ

編集部まとめ

シェーグレン症候群の診断では、血液検査、眼科検査、唾液分泌の検査、必要に応じた画像検査や口唇生検などを組み合わせて総合的に判断します。そのため、検査費用は一律ではなく、初診での採血や尿検査のみであれば抑えられる一方、眼科検査や唾液腺検査、生検まで進むと総額は高くなります。多くの検査は健康保険の対象ですが、医療機関や検査の進め方によって自己負担額には差が出ます。また、シェーグレン症候群は指定難病であり、重症度などの条件を満たせば医療費助成を受けられる可能性があります。さらに、高額療養費制度などを利用できる場合もあるため、検査や治療の負担が気になるときは、受診先の医療機関や自治体の窓口で確認しながら進めることが大切です。

参考文献

『指定難病患者への医療費助成制度のご案内』(難病情報センター)

『シェーグレン症候群(指定難病53)』(難病情報センター)

『FAQ 代表的な質問と回答例』(難病情報センター)

配信元: Medical DOC

提供元

プロフィール画像

Medical DOC

Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。