マダイラッシュに沸く船内 中大ダイ交じりで全員安打達成
だがしかし、そうは言ってもやはり釣れるならそれに越したことはない。
イチロウが大ダイを釣り、そのわずか10分後にヨッシーが大ダイを掛ける。
取材班としては初のド級の大釣りである。
ヨッシーが釣ったのは、3.5kgだった。
イチロウの4.7kgと遜色のないたくましさのオス。
乗っ込みらしく黒ぐろとした巨躯を並べると、「こんなこともあるのかよ……」と感慨深いものがあった。
「釣りって、やっぱ、たまんねぇな!」
全員の総意だった。
しかししかし、これで終わりではなかった。
この日の内房の海を泳ぐマダイの爆発力には、凄まじいものがあった。
なんとタカハシゴーにまで大ダイが掛かったのだ。
それが、冒頭のシーンである。
マダイラッシュは、イチロウ4.7kg、ヨッシー3.5kg、タカハシゴー3.5kgのトリプル大ダイ、さらにトモキが2.4kgの中ダイを加え、大団円となった。
マダイのポイントを離れ、根魚狙いのポイントに移れば、ヨッシーがキジハタを釣り、アカハタ、カサゴが乱れ咲き、しまいにはおじさんのタカハシゴーがオジサン(オキナヒメジ)を釣り笑いを取った。
「こういう日が訪れるのが、釣りってもんだよ」とヨッシーが言った。
「今日に限って言えば、『こうだから釣れた』というやり方はなかったかな。だって、永遠の初心者・ゴーさんでさえ、大ダイを釣っちゃうんだから(笑)。いい場所に、いいタイミングで船を流してくれた五郎船長のおかげ。ま、ひとことで言えば、楽しかったね!」
こんな釣りをできる日が、またいつやってくるのかは分からない。
だが、必ずしも潮まかせ、風まかせ、魚まかせだけとも言い切れない。
なんとかいい釣りをしてほしいと願う船長と、楽しみながらも真剣に釣りに臨む釣り人がそろったときに、初めて奇跡は起こる。
人の思いと自然の営みがガッチリと噛み合った5月22日の館山沖は、ひときわ輝いていた。

この1枚でマダイは全員安打達成

タダ巻きのあとフォールさせ、底付近でバイトしてきたアカハタ

水深25m前後の根周りで釣り上げたキジハタ
#Enjoy Every Fishing Tackle guide
SLJタックル
しっかりと曲げてファイトを楽しみたいなら専用ロッドがおすすめ。
扱いやすく、ジグのコントロールもしやすい。
ヨッシーは軽いジグを使うときはスピニング、重めのジグならベイトタックル。
引き抵抗の大きいブレードジグにはパワーのある「BBXS-S66-SLJ+PS」と使い分けている。

ヨッシーのメモリアルショット
今回、ヨッシーが着用していたのは、ジャッカル初のレインウエア「RFジャケットセットアップ」。
透湿防水素材のレインウエア(上下セット)で蒸れにくく着心地は快適。
ワンタッチで袖がフィットするクイックアジャスター構造を採用し、袖口からの浸水を軽減してくれる。

船宿インフォメーション
内房勝山港 勝山かかり釣りセンター
0470・55・2675
カカリのクロダイ釣りで有名な内房勝山港の勝山かかり釣りセンター。
同宿では釣るのも大好きな和田五郎船長が小型船で沖釣りを案内してくれる。
目下はSLJ やマダイ狙いのタイラバ&一つテンヤ、秋~初夏にかけてはアオリイカ狙いのティップランエギングで出船している。
今回はマダイや青物、根魚を狙って館山沖の浅場から深場まで様ざまなポイントでSLJ を楽しんだ。
▼備考=予約乗合。5時半集合、6時出船。カカリ釣りのクロダイも

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隔週刊つり情報(2024年7月1号)※無断複製・転載禁止

