誰も上司の前を通らなかった
皆は、まるで示し合わせたかのように、上司のいない別の場所を通ってロッカールームへ向かいました。誰かが声を荒らげたわけでも、直接文句を言ったわけでもありません。ただ、誰もその上司の前を通ろうとしなかったのです。
結果として、上司はそこで完全に待ちぼうけを食わされることになりました。その光景を見たとき、私は何とも言えない気持ちになりました。もちろん、退職の日にそのような扱いを受けるのは寂しいことです。けれど、そこに至るまでの積み重ねがあったからこそ、皆がそういう行動を取ったのだとも感じました。
上司は厳しくてもよいのかもしれません。ただ、どこかで部下に信頼されたり、慕われたりする部分がなければ、最後に人の気持ちは離れてしまうのだと思います。
まとめ
部下を踏みつけるような態度や、自分さえよければいいという振る舞いは、いつか自分に返ってくるのかもしれません。私は出世をしたわけでもなく、皆から特別に慕われたわけでもありません。それでも、少なくともあの上司のように、最後の日に誰からも避けられるような存在にはならずに済んでよかったと、今でも思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:熊野熊蔵/60代男性・アルバイト
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
著者/シニアカレンダー編集部
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