一見ダジャレのようで奥深いタイトル
また、朝ドラという枠組みについて、宮藤氏は自身の幼少期の思い出を引き合いに「(母親が)『ご飯が硬い』とかで喧嘩して『もう行け』と言って(子供や夫を)学校や会社に送り出した後に見るドラマだったんで、良妻賢母じゃなくていいんじゃないか」との持論を述べ、今までの朝ドラにないタイプのヒロインという斬新さも相まって、斎藤茂吉・輝子夫妻を題材にとったと語った。
タイトルの由来が「ほんの気持ち」とひっかけたダジャレだとの“期待どおり”の説明には、会場から笑いが起こったが、宮藤氏は「『気持ち』ってすごくいい言葉だなと思います。『気持ち右』とか『気持ち多め』とか、『ちょっと』っていう意味がすでに『気持ち』の中にあるのに『ほんの』がついてるっていう…。それと病院のことも頑張ってやってるし、短歌の世界では一流の天才って言われてる人なのに、奥さんからしたら『ほんのモキチ』なんだという2つの意味をかけました」とダブルミーニングであることを明かし、それがヒロイン目線の言葉であることもポイントだと強調した。ただ、記者たちの反応が薄いと見るや、「もうちょっとリアクションがあるかなと思っていたんですけど、そうでもないなと。大丈夫ですか? まだ変えられますけど、28年なんで」とおどけて、再び笑いを誘った。

