札幌から車を走らせることおよそ50分。石狩平野の中央に位置する新篠津村は、青々とした田園風景がどこまでも広がる、農業と福祉のやさしい村です。良質なコメの産地として知られるほか、心地よい温泉や冬のわかさぎ釣りなど、四季折々のレジャーを楽しめるドライブスポットとしても親しまれています。
今回は、そんな新篠津村の皆さんに「地元が誇る世界に一つだけの味」を徹底調査しました。村の温かな人々と美味しいグルメが織りなす、とっておきのランキングをご紹介します。

第3位:愛情と甘さを詰め込んだ、心ときめく「クマクマパラデイス」
村の中心部にある「しのつ公園キャンプ場」は、ゴールデンウィーク前から多くのキャンパーで賑わう人気のスポットです。すぐそばには天然温泉「たっぷの湯」があり、ネット予約をすると入浴券付きのプランも選べるという、至れり尽くせりの環境が魅力となっています。
ここでキャンプを楽しむ皆さんに、村のおすすめの味を尋ねてみると、異口同音に「セイコーマートの近くにあるソフトクリーム屋さん」という答えが返ってきました。その濃厚でみずみずしい味わいは、子どもから大人まで、訪れる人を虜にしています。
そのお店の名は「HARU HARU(ハルハル)」。丸太小屋をイメージした可愛らしいスイーツスタンドです。クレープやパフェなど、これからの季節にぴったりなメニューが並むなかで、特に人気を集めているのが「クマクマパラダイス」です。

オリジナルソフトクリームをベースに、たっぷりの生クリームで可愛らしいクマの顔をデコレーションした一品で、耳や目には新鮮なイチゴやチョコレートがあしらわれています。店長が「スイーツ界の二郎系」と笑顔で例えるほどボリューム満点ですが、社長が徹底的にこだわったというミルクの甘みは、不思議とくどさがなく、最後までさっぱりといただけます。甘いものを心ゆくまで堪能してほしいという、社長の純粋な思いから生まれた新篠津村の名物スイーツです。
第2位:こだわりバジルが香る、異国情緒あふれるカフェの「ナポリタン」
続いてご紹介するのは、のどかな水田地帯のなかに突如として現れる、お洒落で少し異国情緒の漂う空間です。ちょうど5月の新篠津村は田植えの最盛期。農作業に汗を流す地元の皆さんに、とっておきのお店を教えていただきました。
村の奥様たちが声を揃えておすすめしてくれたのが、黒とピンクのスタイリッシュな外観が目を引く「FLAMINGO CAFE(フラミンゴカフェ)」です。晴れた日には、お店の前に1950年代のアメリカを象徴するシボレー・ベルエアが展示され、訪れる人の目を楽しませてくれます。

扉を開けると、そこは1950年代のアメリカを思わせるレトロでハイセンスな空間。店主の塚本さんご夫婦のこだわりが随所に散りばめられています。
ここで一番の人気を誇るのが、奥様のささやさんが作る「ナポリタン」です。トマトソースの香ばしいかおりが食欲をそそる一皿で、そのレシピはささやさんのお母様から受け継いだ大切な形なのだそうです。栄養士だったというお母様のアドバイスもあり、ソースをしっかりと熱して酸味を飛ばすことで、トマト本来のまろやかな甘みを引き出しています。もちもちの麺とシャキシャキの野菜が絶妙に絡み合い、一度食べたら忘れられない懐かしい味わいです。

また、新篠津村の「大塚ファーム」で採れた新鮮なバジルを贅沢に使用した「ジェノベーゼ」も、お店の看板メニュー。鮮やかな緑色と豊かなかおりが引き立つ自信作で、遠方からわざわざ足を運ぶファンも少なくありません。

