1.適切にワクチン接種を行わない

子犬を飼い始めるとき、特に注意すべきことが「ワクチン接種」です。
犬の場合、狂犬病ワクチンの接種は必須で、様々な病気を防ぐ混合ワクチンの接種は任意でおこなうものとされています。
子犬は免疫力が低く、ウイルスや細菌感染も起こりやすいため、混合ワクチンもきちんと接種することが強く推奨されているため、必ず受けるようにしてください。
十分に成長しておらず免疫も未熟な子犬は、感染症によって重篤な状態に陥りやすく、短期間のうちに死に至ることもめずらしくありません。
成犬になれば年に1回の接種となりますが、子犬の場合は生後6~8週頃から3〜4週の間隔で3回混合ワクチンを接種する必要があります。
さらに、その後数週間おいてから狂犬病ワクチンも接種します。
こうしたワクチン接種のスケジュールを守り、しっかりと免疫を獲得するまでは、感染症にならないようにあまり外に連れ出さないようにしましょう。
ただし、社会性を身につけるという観点からは、他の犬と接触したり他の犬の排泄物に触れたりしないように注意して、抱っこやカートで短時間外に出るといいという考えもあります。
ワクチン接種に関しては様々な考え方がありますが、少なくとも子犬の時期は命を守るためにしっかりと接種するようにしましょう。
2.生活環境を整えないまま自由にさせる

子犬を好きなように過ごさせてあげようと思って、飼い始めてすぐに部屋の中を自由にさせる飼い主さんもいます。
しかし、そうした行為には危険が伴うため、十分注意しなければなりません。
子犬は好奇心が旺盛で、気になったものを口に入れて確認したり、何でも噛んで壊して遊んだりする傾向があります。
そのため、床の上をはじめ低いテーブルや棚の上に物を出しっぱなしにしておくと、子犬が誤飲したり怪我をしたりする可能性があるので注意しましょう。
食べものだけでなく、医薬品や電池、たばこ、靴下、電源コードなど、一見口にしそうにないようなものも子犬にとっては興味を引く対象になってしまいます。
子犬を自由に過ごさせてあげたいと思うのであれば、部屋の中を片づけたり柵を利用して場所を制限したりして、安全対策をしっかりとおこないましょう。

