パーティは頑張り過ぎ注意。適度に頼るのが全員で楽しむコツ
私はイベントの準備が大好きなのですが、完璧を求めて張り切り過ぎてしまい、結果、途中でエネルギーが切れてしまうことも、昔はよくありました。そういったことに早い段階で気づけたのが、私がいまでもイベント楽しめる理由。
たとえば、我が家のパーティでは基本、飲み物はセルフで用意してもらいますし、お皿を全てセッティングするときもありますが、大人数のときはそれぞれが自由に使っていただく、ビュッフェスタイル。できることならばすべて私が最初から最後まで完璧に用意したいし、本当は、冷蔵庫の中を見られるのも恥ずかしい。でも、夫がゲストに最初に「飲み物はセルフで」と伝えてくれることで、結果、自分もみんなもパーティ中も自由に楽しめるし、気持ちもラクだということに気づきました。昔、私がアレコレと動き過ぎて疲れてしまったり、アタフタしている姿を見て、気遣ってくれているのだと思います。そんな我が家のパーティではゲストも慣れたもので、気兼ねなく楽しんでくれるし、ときどき、洗い物までして帰ってくれる人までいます。毎回、私がやるから本当に大丈夫ですと断っているのに、その言葉すら気にせず……けれど、翌日になって、ありがたいことだったんだと痛感したりします。
ニットはヴィンテージショップで買ったDior。
パーティをよく開いていて思うのは、「マイペースな人がいると助かる」ということ。もちろん気遣ってくださるのもとても嬉しいのですが、私は理想を求め過ぎてしまうタイプなので、早い段階でマイペースな人が好きに過ごして、私の理想を、ペースを崩してくれると……一気に、気持ちがラクになります。私は誰かのパーティにお邪魔したらできるだけホストの望みを叶えたいと思ってしまうタイプなので、余計なグラスは使わないようにするし、一度座ったらそこからあまり動かない。意外と、模範的なゲストなんですけどね(笑)。
いつだって完璧なパーティにしたい気持ちはありますが、なにごともやり過ぎは注意。料理だって手作りしたい気持ちもあるけれど、既製品に頼ってもいいと思うんです。それがゲストもホストも心地よく楽しむコツなのかな、と私は思います。年末年始は何かと集まることが多いと思います。そんなとき、ゲストもホストもみなさんが楽しい時間を過ごせたらいいな、と思っています。
interview & text:NIRAI IKESHIRO
photograph:SERI & FAMILY,FRIENDS
※本記事に掲載した商品の価格や情報は記事初出時のものです。最新の情報は店舗や公式ホームページでご確認ください。

