「その2円どこで使った?」私ばかり責められて…
しばらくすると、夫の“記帳生活”はどんどんエスカレートしていきました。
スマホ版アプリを入れてからは、外出先でもその場で入力。食事代を払えば、「〇〇円、飲食費っと」。コンビニで買い物をすれば、「これは雑費かな?」と、まるで実況中継のように、お金の記録を始めるのです。
さらに、財布の残高が合わないと、「2円足りないんだけど、どこで使った?」「なんでちゃんと管理できないの?」と、“私に非がある”前提で聞かれることが増えていったのです。
もちろん、夫に悪気があったわけではないと思います。ただ、1円、2円の違いを何度も確認されるたびに、責められているような気持ちになってしまいました。
ついに我慢の限界に!
休日のお出かけ中でも、夫はスマホを見ながら「計算が合わないな……」とぶつぶつ。楽しいはずの外出中まで、お金の話ばかりになってしまい、私は次第に疲れてしまったのです。
最初は「まあ、勉強も兼ねてるんだろうし」と流していましたが、ある日ついに我慢の限界がきました。
「1円や2円くらい、もういいでしょ!!!」思わず大きな声で怒ってしまいました。
すると夫もハッとしたようで、「そこまでプレッシャーをかけてたつもりはなかった……」と反省した様子でした。
それ以来、夫は以前ほど細かく確認してくることはなくなり、“ほどほど”を意識してくれるようになりました。
当時は、「細かすぎる!」とイライラしていた私ですが、今振り返ると、夫のおかげで家計管理への意識が高まったのも事実です。
実際、無駄づかいはかなり減りましたし、「なんとなく使うお金」を見直すきっかけにもなりました。
ただ、何事もやりすぎると、周囲を疲れさせてしまうもの。お金の管理も大切ですが、それ以上に「一緒にいる人が心地よく過ごせるか」を考えることが、夫婦にとっては大事なのだと感じた出来事でした。
著者:江口りん子/40代女性・1児の母。ライター歴10年。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)
※AI生成画像を使用しています
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