子育て世代の声から生まれた「つながりの場」
少子化や核家族化が進む中、子育てを取り巻く環境は大きく変化しています。
「子どもを安心して遊ばせる場所が少ない」
「子育て中に孤立を感じる」
「気軽に相談できる相手や場所が近くにない」
子育ての悩みは、家庭だけでは解決が難しいケースも少なくありません。
鯖江市でも、天候に左右されず子どもが遊べる場所や、保護者同士が気軽に交流できる場を求める声が寄せられてきたといいます。
こうした声を受けて、「地域で子育てを支えたい」という思いを持つ市民団体「COSAPO」などが中心となり、親子が安心して集える場づくりに取り組んでいます。
「子育て応援フェスタ」もその活動のひとつ。
令和5年7月の第1回開催以降、「はいはいよちよちレース」や「1日くらげ水族館」、「リトミック」、「木育」、「親子運動会」など、親子で楽しめるさまざまな体験企画を実施。子どもたちの遊び場としてだけでなく、保護者同士の交流や地域とのつながりが生まれる場として継続的に開催されてきました。
COSAPOの石田会長は、「親子が安心して過ごせる場所をつくり、地域全体で子どもを見守る空気を広げていきたい」と話します。

親子の笑顔が広がる会場。中高生ボランティアも活躍
イベント当日は、多くの親子連れで会場がにぎわい、子どもたちはさまざまな遊びや体験に夢中になっていました。
会場では、中高生ボランティアが子どもたちと一緒に遊んだり、来場者をサポートしたりする姿も。子どもたちに優しく声をかける様子や、自然と笑顔が生まれる場面が印象的で、子育てを「家庭だけで頑張るもの」にしない——そんな地域の温かさが感じられる時間となっていました。
来場した保護者からは、「天候や気温に左右されず、子どもが安心して遊べる場所があるのはありがたい」「同じ子育て世代の方と話せて安心しました」「地域の人たちが見守ってくれている感じがして心強い」といった声が聞かれ、イベントが子どもの遊び場としてだけでなく、地域とのつながりや安心を感じられる場として受け入れられていることがわかります。

(大勢の来場客でにぎわう会場)

(射的のブース。中高生ボランティアが支援しています)

(木育広場の様子)
