学生時代、私は男女問わず人気者だった彼と付き合っていました。彼は誰にでもやさしく、困っている人を放っておけない性格。そんなところに惹かれていたのですが、ある女子生徒の“相談”をきっかけに、思わぬトラブルに巻き込まれることになったのです。
男女問わず頼られていた彼
彼はさわやかな見た目と穏やかな性格で、クラスでも人気者でした。困っている人を見ると放っておけないタイプで、友人から相談を受けることもしょっちゅう。
時には、「急に相談を受けちゃって……」とデートの予定を変更することもありましたが、私はそれを嫌だと思ったことはありませんでした。むしろ、「頼りにされているんだな」と誇らしく感じていたくらいです。
そんなある日、隣のクラスの女子・A子が彼に「2人きりで相談したい」と声をかけてきたそうです。彼はその場で返事をせず、まず私に相談してくれました。
「どう思う? ○○(私)が嫌なら断るよ」
「A子も『彼女に聞いてからで大丈夫』って言ってるし」
彼が事前に相談してくれたこともあり、私は特に心配することなく、「大丈夫だよ」と伝えました。ところが、それから少しずつ違和感を覚えるようになったのです。
何通ものメッセージが…!?
A子は相談が終わったあとも、休み時間になると、わざわざ隣のクラスから彼を訪ねてきて話しかけてくるようになりました。さらに、彼のスマホにA子から何通も連続でメッセージが届いているのを目にしたこともありました。
最初は偶然だと思っていましたが、その回数はどんどん増えていき……。やがて私は、「本当に相談だけなのかな?」と疑問を抱くようになりました。
そこで彼に、「A子さんと少し距離を置いてほしいな」と正直な気持ちを伝えました。すると彼は申し訳なさそうに、「ごめん。実は俺もちょっと困ってたんだ」と打ち明けてくれたのです。
その後、彼はA子からの誘いを断るようになったのですが……。

