愛犬と寝床を共にするデメリット

アメリカの調査では「女性は人間のパートナーと一緒に寝るより、犬と一緒に寝た方が熟睡できる」という興味深い研究結果が報告されているほど、犬との睡眠は双方にプラス効果が期待できるもの。しかしながら、一緒に寝ることでのデメリットも存在します。
感染症やアレルギーのリスク
犬の被毛や唾液などから、犬から人へ感染する人獣共通感染症(ズーノーシス)のリスクが考えられます。一緒に寝ることで感染経路となり得ることは知っておきましょう。また、犬の皮膚や被毛から発生するホコリやダニによって、飼い主さんがアレルギーを引き起こす懸念も。
また、一緒に寝ることでどうしても衛生面の問題が生じます。犬の抜け毛やよだれ、ノミ・ダニで布団や枕は汚れやすくなります。清潔を保てるようこまめな掃除が必要です。
事故やケガ
一緒に寝ることで、双方のケガや事故のリスクが高まります。睡眠中に意図せず犬とぶつかって、驚いた犬が噛みついてしまった…そういった事故は実際に起こっています。
反対に寝返りを打った際に犬を押しつぶしてしまった、ベッドから落下させてしまったという事例もあります。特に体の小さな小型犬は否が応でもそのリスクは高くなります。睡眠中はお互いが無防備なため、思わぬ事態が起こってしまうのです。
睡眠の質低下
前述のような事態を危惧して、飼い主さんが愛犬のためにスペースを譲ったり、無意識にぶつからないよう配慮をすることで、飼い主さん自身の睡眠の質が低下してしまいます。
それでも一緒に寝たい…そう思う気持ちも理解できますが、寝不足が続くことは決して良いことではありません。愛犬と寝床を別にすることも視野に入れた方が良い場合もあるでしょう。
飼い主への依存が強まる
毎日当たり前に飼い主さんと一緒に寝ている犬は、ひとりで眠ることが難しくなる傾向にあります。そうなると、ペットホテルに預けることが難しくなったり、災害時の対応に困る場合もあるでしょう。
飼い主さんへの依存が強すぎると『分離不安』を発症する可能性も。夜は一緒に寝ても、日中はあえてわんこだけの時間を作るなど、ひとりに慣れさせることも大切。四六時中一緒ではなく、適度な距離感をもって接することが必要です。
まとめ

愛犬と一緒に寝ることはメリット・デメリット両方が存在します。一概にどちらがいいとは言えません。犬の性格や飼い主さんの生活スタイルによっても変わってくるでしょう。
ただ、日ごろから愛犬と過ごす時間を大切にしていれば、より深い絆を築いていけるはず。お互いがストレスフリーな寝室時間を作ってくださいね。

