歴史のなかのパール
日本では5000年以上前から親しまれており、奈良時代にまとめられた『万葉集』や『古事記』にもパールを表現する言葉が登場します。昔は「白玉」「あわび玉」などとよばれていました。
世界でも古くから「月のしずく」「人魚の涙」などさまざまなよび方をされてきました。古代エジプトの女王クレオパトラが、豊かなエジプトを外交的にアピールするために、大粒のパールをお酢にとかして飲んだという伝説もあります。
海、湖それぞれの場所から
かつては貝のなかから、ぐうぜん見つかるとてもめずらしい宝石でしたが、現在出回っているもののほとんどは養殖真珠です。日本では三重県や愛媛県、長崎県などでパールの養殖がさかんに行われています。
なかでも日本でつくられる「あこや真珠」は、世界的にも有名です。「テリ」とよばれる光沢や輝きが美しいのが特ちょうです。
ちなみに海ではなく、川や湖などで育つパールもあります。淡水で育つ母貝からとれるので、「淡水真珠(湖水真珠)」とよびます。
ひとつの貝からいくつもとれるため、一般的には大きさや色、形も豊富です。
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