
自閉症と診断される前に息子に現れていた兆候とは?(画像はイメージ)
【画像】「えっ…?そうだったの……?」 これが「発達障害児」にみられることのある行動です(5つ)
「人見知りをしない」「人に興味を持たない」「人を『人』と思っていないかのような表情をする」という様子が幼少期の息子にありました。こちらから抱っこをすれば嫌がりはしませんが、自分から抱っこを求めることはありません。バイバイやハイタッチ、他人のまねを一切しませんでした。
私が保育園に迎えに行ってもうれしそうな表情は見せないのに、迎えの時刻が少しでも遅れると怒り狂いました。このほかにも、怪しい行動はたくさんありました。
私の息子は現在25歳です。自閉症の正式診断を受けたのは2歳3カ月でした。「診断されて気付いた」というより、「ずっと怪しいとは思っていたけれど、本当に診断されてしまった」という感じでした。それまでの行動について改めて紹介しようと思います。
生後8カ月ごろから異変
生後3カ月までは特に特徴はありませんでした。しかし生後半年を過ぎ、8〜9カ月になると「あれ?」と思うことが出てきました。
まず、人見知りをしないことです。定型の子にも人見知りしない子はいますが、息子の場合は「人を人と思っていない」という感じでした。存在を石ころのように扱うという印象でした。目はあっても心からの目線が人に向いていないのです。
商店街に連れて行くと、見知らぬおばちゃんが「かわいいね」とのぞき込んでも、ニコッと笑うこともなく、嫌がるわけでもなく、ただスルー。「なんでこの子はこんな目つきをするのだろう」と思ったのを覚えています。
1歳過ぎになって動物に興味を示さず
ハイタッチもせず、私が「タッチ」と言っても手を出してきません。バイバイもしません。逆さバイバイすらしません。まねをしようとする気配もありませんでした。
特定の音を嫌がり、犬や猫などの動物にも興味を示しませんでした。
例えば、ベンチに5人のおじいさんが座っていて、一番離れた席のおじいさんがつえを持っていました。長いものに興味を持っていた時期で、そのつえを取りに行こうとしたのですが、途中に犬がいても避けません。犬をモノのように踏んづけて進んで行くということもありました。
「この子、なんか変だな」と感じる瞬間が増えていきました。
