感染した場合に注意したい「危険な症状」

犬との接触のあとに体調の変化が出たときは、「そのうち治るだろう」と自己判断しないことが大切です。特に次のような症状がある場合は、早めに医療機関へ相談したほうが安心です。
咬まれた、引っかかれたあとに赤み、腫れ、熱っぽさ、痛みが強くなる 傷口から膿が出る 発熱する 高熱や強いだるさが続く 白目や皮膚が黄色っぽく見える 尿の量が減る、体調が急に悪くなる ダニに刺されたあと、発熱や下痢、嘔吐、ぐったりした様子が続くこうした症状は、創部感染やレプトスピラ症、SFTSなどのサインである可能性があります。犬との接触歴や咬傷歴、ダニに刺された可能性がある場合は、受診時に医師へ伝えることが大切です。
どう防ぐ?今日からできる予防策

人獣共通感染症は、日常のちょっとした対策でリスクを下げることができます。特別なことより、基本を丁寧に続けることが大切です。
犬に触れた後や排泄物の処理後は手を洗う
犬とふれあったあとや、トイレ掃除、便の処理をしたあとは、石けんと流水で手を洗う習慣をつけましょう。これだけでも感染リスクをかなり下げることにつながります。
咬み傷・引っかき傷はすぐに洗う
犬に咬まれたり引っかかれたりしたら、まず流水でしっかり洗い流します。小さな傷でも細菌が入ることがあるため、赤みや腫れが出たら早めに相談したほうが安心です。
ノミ・ダニ予防を続ける
マダニやノミが関わる感染症もあるため、定期的な予防はとても重要です。犬の体だけでなく、散歩コースや季節も意識しながら対策を続けることが大切です。
ワクチン接種や定期健診を欠かさない
犬の健康管理は、犬自身のためだけでなく、人への感染リスクを減らす意味でも大切です。狂犬病予防注射は法律でも定められており、公衆衛生の面でも重要です。定期健診もあわせて受けておきましょう。
体調不良の犬や野生動物とのむやみな接触を避ける
犬が体調を崩しているときは、いつも以上に衛生面へ気を配ることが大切です。また、野生動物や見知らぬ動物との不用意な接触は避けたほうが安心です。異変があるときは早めに動物病院で原因を確認しておきたいところです。

