株式会社ポケモンは8日、転売問題が深刻化しているポケモンカードゲームの販売方法について、マイナンバーカードを使用した本人確認システムを公式通販サイト「ポケモンセンターオンライン」で導入することを発表した。熾烈な争奪戦が予想されるポケモン30周年記念商品の抽選販売より実際に活用を開始する予定だ。
同社はすべての子どもやプレイヤーに公平な機会を提供し、安心・安全にサービスを楽しんでもらうための取り組みとして、システム導入の検討を進めていると説明。深刻化する転売問題への強力な具体策として、これからのホビー界の新たなスタンダードになりそうだ。
最初の対象は30周年記念の「MEGA」シリーズ4アイテム
今回、本人確認システムの活用が開始される予定の対象商品は、ファン大注目の30周年記念「MEGA」シリーズだ。以下の4アイテムの抽選販売から順次導入される。
ポケモンカードゲーム MEGA 拡張パック「30th CELEBRATION」BOX:7,200円(税込)
ポケモンカードゲーム MEGA 「30th CELEBRATION FUTURISTIC BOX」:27,500円(税込)
ポケモンカードゲーム MEGA 「30th CELEBRATION プレミアムデッキセット エーフィ・ブラッキー」:6,200円(税込)
ポケモンカードゲーム MEGA「30th CELEBRATION カードセット (9種セット)」:10,800円(税込)
「ポケモンセンターオンライン」では、1,200円(税込)の単品カードセット9種類をひとつにまとめたセット形式で抽選販売を行う。
「本人確認済み」で当選確率がアップする仕組み
今回の抽選販売において最も注目すべきは、当選数の大半が「本人確認済みユーザーの当選分」として用意されている点だ。
本人確認が済んでいないユーザーであっても抽選への応募自体は可能だが、マイナンバーカードによる認証を完了させることで、「当選しやすくなる仕組み」が構築されている。なお、本人確認を行ったからといって当選が確約されるわけではないが、転売目的のアカウントを排除し、本当に欲しいユーザーへ行き渡らせるための大きな一歩となる。
具体的な導入時期、認証方法、および15歳未満などの年齢に応じた運用ルールについては、7月以降に改めてアナウンスされる予定だ。

